授業コード | 94105700 | クラス | |
科目名 | 国際金融システム研究Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 川本 明人 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際金融の現状と課題 Understanding the international financial issues |
授業の概要 | 世界金融危機後、グローバル金融機関の活動が大きく変化している。とりわけBISバーゼルⅢに代表される金融規制が多国籍金融機関の活動に大きな影響を与えている。本授業は、国際金融危機の歴史を振り返りながら、金融機関のグローバル活動と国際金融規制について概観する。 |
学習の到達目標 | 現代の国際金融情勢が理解できる。 銀行のグローバル活動について説明ができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーションー授業のテーマと目的 |
第2回 | 国際通貨体制の歴史(1)金本位制 | |
第3回 | 国際通貨体制の歴史(2)ブレトンウッズ体制 | |
第4回 | 国際通貨体制の歴史(3)変動相場制 | |
第5回 | 国際通貨体制の歴史(4)欧州通貨統合とユーロ | |
第6回 | 国際金融危機(1)アジア通貨危機 | |
第7回 | 国際金融危機(2)サブプライム危機 | |
第8回 | 国際金融危機(3)欧州通貨危機 | |
第9回 | 多国籍金融機関の展開(1)アメリカ | |
第10回 | 多国籍金融機関の展開(2)日本 | |
第11回 | 多国籍金融機関の展開(3)中国 | |
第12回 | グローバル金融規制(1)1990年代 | |
第13回 | グローバル金融規制(2)2000年代 | |
第14回 | グローバル金融規制(3)G-SIFS | |
第15回 | 国際金融の未来 |
授業外学習の課題 | テーマを分担しながら、受講者による文献のまとめ、レジュメ作成、報告、討論という順で進めることになる。そのため、授業外においても、少なくとも分担部分について、しっかりと調査し、文献や資料を熟読して、授業準備をする必要がある。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】無【非対面授業】有(同時双方向:有、オンデマンド:有、課題研究:有) 授業では積極的な討論参加をすること。 また、報告担当の際には、レジュメを作成し発表することになるので、十分な準備をすること。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 授業態度、発言、および授業内での課題報告内容(70%)、課題提出レポート(30%)で評価します。 |
テキスト | 使用しない。資料を配付する。 |
参考文献 | 川本明人『外国為替・国際金融入門<第2版>』中央経済社、2018年 中條誠一『新版・現代の国際金融を学ぶ』勁草書房、2015年 田中素香・岩田健治編『現代国際金融』有斐閣、2008年 神田眞人『国際金融2015-2016』財経詳報社、2015年 その他は適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 金融、貿易、国際経済に関連する科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
相談、質問は授業中および授業終了後に応じます。授業外においても、メール等で対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学研究科M現代経済システム専攻 | - | 2019~2020 | 1・2 |