| 授業コード | 94105100 | クラス | |
| 科目名 | 国際貿易研究Ⅰ | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 新宅 公志 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 小国開放経済・1産業の国際貿易: international trade in small open country and one good |
| 授業の概要 | 国際貿易研究の目的は、国際貿易論の理論と実証を統合的に扱い、国際貿易を解明することである。 とりわけ、国際貿易研究Ⅰでは特定の国の特定産業に焦点を当てて（小国開放経済・1財）、費用便益分析を行う。 |
| 学習の到達目標 | 小国開放経済での費用便益分析を習得することを目標とする。 |
| 授業計画 | 第１回 | ガイダンス / 消費者理論と需要関数の推計（コブダグラス型、CES型、準線形型） |
| 第２回 | 生産者理論と供給関数の推計（収穫低減、収穫一定） | |
| 第３回 | 2財モデルによる余剰分析の基礎付け / 費用便益分析の基礎 | |
| 第４回 | 1財貿易モデル.1：小国開放経済の均衡 | |
| 第５回 | 1財貿易モデル.2：政策分析 | |
| 第６回 | 1財貿易モデル.3：需要関数と供給関数の推計 | |
| 第７回 | 1財貿易モデル.4：費用便益分析 | |
| 第８回 | インバウンド観光.1：小国開放経済の均衡 | |
| 第９回 | インバウンド観光.2：政策分析（財貿易との比較） | |
| 第１０回 | インバウンド観光.3：費用便益分析 | |
| 第１１回 | 独占的競争と産業内貿易.1：閉鎖経済下の独占的競争モデル（2財・準線形の効用関数） | |
| 第１２回 | 独占的競争と産業内貿易.2：小国開放経済の均衡 | |
| 第１３回 | 独占的競争と産業内貿易.3：政策分析 | |
| 第１４回 | 独占的競争と産業内貿易.4：費用便益分析 | |
| 第１５回 | 期末報告 / まとめ |
| 授業外学習の課題 | 本科目に関わる学部レベルのミクロ経済学と計量経済学の知識で、理解が不十分な部分を十分に学習する必要がある。 |
| 履修上の注意事項 | 授業は以下の通り、全ての回について非対面の形式で行う。 ・リアルタイム双方向：12回 ・課題研究：3回 ＊課題研究の実施は、第13回から第15回の3回分である。 毎回の出席を原則とする。欠席する場合は、事前に連絡すること。議論することでより理解が深まるので、積極的に議論に参加すること。 学部レベルのミクロ経済学と計量経済学の知識を前提とする。 |
| 成績評価の方法・基準 | 報告内容（50%）と講義での議論（50%）に基づき、総合的に評価する。 |
| テキスト | 各テーマごとに読むべきテキストや論文を紹介する。 |
| 参考文献 | 若杉隆平「国際経済学 第3版 (現代経済学入門)」2009年、岩波書店 清田耕造、神事直人「実証から学ぶ国際経済」 2017年、有斐閣 Feenstra, Robert C. 2015. Advanced International Trade: Theory and Evidence. Princeton(2nd): Princeton University Press. Robert C. Feenstra, 2003, Empirical Methods for International Trade, MIT Press |
| 主な関連科目 | ミクロ経済学研究I・II |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義の前後に質問等を受け付ける。それ以外の時間でも質問等を受け付けるが、その場合は事前にE-mailなどで予約すること。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 経済科学研究科M現代経済システム専攻 | － | 2019～2020 | 1･2 |