授業コード 93205100 クラス
科目名 国際金融論研究Ⅰ 単位数 2
担当者 川本 明人 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中国の経済と金融 Understanding the economic and financial topics of China
授業の概要 中国とアメリカとの貿易摩擦が激化しているが、中国は依然として世界経済に大きな影響を与えている。授業では、世界金融危機後の中国の経済・金融の足跡を理解することを目的として、現代中国経済のトピックをいくつかあげ、受講者による調査、発表を行っていく。中国の貿易・投資状況、金融機関、金融資本市場、AIIB,一帯一路構想、キャッシュレス経済などについて研究する。分担テーマのレジュメの作成、発表、討論を中心として進めることとなる。
学習の到達目標 中国経済の現状を説明し、金融的特徴が説明できる。
授業計画 第1回 オリエンテーションー授業のテーマと目的
第2回 中国のマクロ経済
第3回 中国の産業構造
第4回 中国の貿易状況(1)財貿易
第5回 中国の貿易状況(2)サービス貿易
第6回 中国の対外投資
第7回 中国の対内投資
第8回 中国の国際収支
第9回 中国の金融市場
第10回 中国の銀行と金融機関
第11回 中国の株式市場
第12回 中国におけるフィンテック
第13回 中国のキャッシュレス経済
第14回 AIIBと一帯一路
第15回 中国経済の課題
授業外学習の課題 テーマを分担しながら、受講者による文献のまとめ、レジュメ作成、報告、討論という順で進めることになる。そのため、授業外においても、少なくとも分担部分について、しっかりと調査し、文献や資料を熟読して、授業準備をする必要がある。
履修上の注意事項 授業では積極的な討論参加をすること。
また、報告担当の際には、レジュメ作成にしっかりとのぞむこと。
第8回目の授業内容については、レポート課題に代えます。レポートについては授業中に指示します。
成績評価の方法・基準 授業への取り組みおよび研究報告70%、課題レポート提出30%で評価します。
テキスト 定めない。適宜資料を配布する。
参考文献 川本明人『外国為替・国際金融入門<第2版>』中央経済社、2018年
中條誠一『新版・現代の国際金融を学ぶ』勁草書房、2015年
田中素香・岩田健治編『現代国際金融』有斐閣、2008年
主な関連科目 金融、貿易、国際経済に関連する科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
相談、質問は授業中および授業終了後に応じます。授業外においても、メール等で対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M国際政治学専攻 2017~2020 1・2