授業コード 93200900 クラス
科目名 平和研究Ⅰ(平和理論) 単位数 2
担当者 佐渡 紀子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 平和研究と国際規範 - Peace Research -
授業の概要 平和研究の理論や研究の射程は、どのように発展を遂げてきたのかを振り返る。そのうえで、平和研究の重要な論点の一つである国際規範に焦点を当て、規範の意義と規範に内在する問題点の検討を行う。また平和研究の近年の動向(分析手法やテーマ)を、平和研究に関する雑誌論文を用いて、分析する。
学習の到達目標 平和研究の理論や分析手法の発展を説明することができる。
国際規範の意義や問題点に対する自らの考えを述べることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(運営方針の共有とスケジュールの確定)
第2回 平和研究とは何か
第3回 文献読解(1):序章
第4回 文献読解(2):第1章
第5回 文献読解(3):第2章
第6回 文献読解(4):第3章
第7回 文献読解(5):第4章
第8回 文献読解(6):第5章
第9回 文献読解(7):第6章
第10回 文献読解(8):第7章
第11回 文献読解(9):終章とテキスト総括
第12回 平和研究の動向分析(1):自身の研究計画と向き合う
第13回 平和研究の動向分析(2):テーマ・分析方法の検討
第14回 平和研究の動向分析(2):テーマ・分析方法の評価
第15回 総括
授業外学習の課題 1. 各回のテキストを読み、著者の主張と論証を分析するとともに、論点を抽出する。
2. 発表担当者は、担当箇所のレジュメを作成する。
履修上の注意事項 1.本科目は講義形式ではなく、受講生による文献読解、発表およびディスカッションによって運営する。
2.第12回および第13回については、授業外課題で対応する。課題は授業内で提示する。
成績評価の方法・基準 教材の理解度(プレゼンテーション、レジュメ) 50%
議論への貢献度 50%
テキスト 阿部浩己『国際法の暴力を越えて』岩波書店、2010年(3200円+税)
参考文献
主な関連科目 平和研究II(安全保障)、平和研究演習I(事例研究)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.質問、相談は、授業終了時に受け付けます。
2.時間をかけての質問や相談がある場合には、メールまたは直接、連絡をしてください。面談日程を調整します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M国際政治学専攻 2017~2020 1・2