授業コード 91213800 クラス
科目名 経営史研究Ⅰ 単位数 2
担当者 坂根 嘉弘 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日本における企業経営の歴史的分析(1)
授業の概要 日本における企業経営の歴史的分析に関して、次の3点について理解を深める。①日本経営史上の歴史的事項、②日本経営史上のトピックについての研究史、③日本経営史を分析する際の有効な視点。以上を前提に、日本経営史上の課題について、自ら調査し、その成果を報告する。最終のレポートにまとめ上げる。
講義は、google classroom/meetを使い、同時双方向で行います。
学習の到達目標 日本における企業経営の発展についての基本的理解を深め、研究史を理解することができるようになる。各自が選んだ課題についての理解を深めることができるようになる。
授業計画 第1回 経営史学の発展(1)企業者史
第2回 経営史学の発展(2)日本経営史学の展開
第3回 江戸時代の伝統経営(1)伝統経営の生成
第4回 江戸時代の伝統経営(2)商業経営の展開
第5回 プレゼンテーション(1)受講者第1グループによる報告と討論
第6回 プレゼンテーション(2)受講者第2グループによる報告と討論
第7回 伝統経営の変質(1)商業経営の特質
第8回 伝統経営の変質(2)商人の価値体系
第9回 プレゼンテーション(3)受講者第1グループによる報告と討論
第10回 プレゼンテーション(4)受講者第2グループによる報告と討論
第11回 明治初期の企業経営(1)商業経営・銀行経営
第12回 明治初期の企業経営(2)鉱工業経営・経営理念
第13回 プレゼンテーション(5)受講者第1グループによる報告と討論
第14回 プレゼンテーション(6)受講者第2グループによる報告と討論
第15回 提出されたレポートによる総括と討論
授業外学習の課題 ①テキストを熟読すること。②自らが選んだ課題について文献、資料を収集し、分析すること。③課題研究についてレポートにまとめる作業。授業外学習として毎日平均2時間をあててほしい。
履修上の注意事項 【対面授業】無 【非対面授業】有(同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:無)

日本経営史について、自らが研究課題を設定し、資料収集・資料分析し、レポートにまとめることを本講義の必須の課題としているので注意されたい。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
テキストの理解(50%)並びにレポートの評価(50%)によって成績をつける。前者のテキストの理解を確認するため、小テストを毎回実施する。レポートの評価については、次回の授業(全体)か、メール(個別)で行います。
テキスト 作道洋太郎・三島康雄・安岡重明・井上洋一郎『日本経営史』ミネルヴァ書房
参考文献 経営史学会編『日本経営史の基礎知識』有斐閣
主な関連科目 日本経済史研究Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中に応じます。質問のうち、他の学生にも参考になる内容については、次の講義の時に学生にフィードバックします。レポートのフィードバックについては、次回の授業(全体)か、メール(個別)で行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科M経営学専攻 2018~2020 1・2