授業コード 91117300 クラス
科目名 マーケティング・リサーチ研究Ⅱ 単位数 2
担当者 川原 直毅 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 マーケティング・リサーチと消費者購買行動の研究 (Study of Marketing Research and Consumer Buying Behavior)
授業の概要  消費者のニーズはますます細分化され、個性化・多様化するなか、消費者購買行動の変化は買い物行動スタイル、小売業態、既存の流通やその構造の変革まで多大に影響を及ぼしている。そこで、消費者行動のなかでもとりわけ重要な消費者購買行動について理解を深める。周知のように消費者購買行動は社会的、文化的要因はもとより心理的要因によって大きく異なる。そこで、この講義では近年、著しく変化している消費者購買行動を多角的視点から捉え、その要因分析の詳細を探求する。
学習の到達目標 消費者を取り巻く市場環境変化について理解できる。
消費者購買行動の把握、近年の動向が理解できる。
要因分析することで消費者について理解できる。
授業計画 第1回 1. マヅローの欲求五段階説
第2回 2. バブル経済の崩壊後の消費者購買行動
第3回 3. 多様化する消費の局面と消費者購買行動
第4回 4. 消費者購買行動と業種・業態変化
第5回 5. 消費者購買行動と小売業態の関連性
第6回 6. LASと最近のSC
第7回 7. 法規制の変遷と小売業態(全国と広島市商業の比較)
第8回 8. 大店立地法と消費者購買行動
第9回 9. 消費者購買行動とライフスタイル(二極化、コホート分析)
第10回 10.消費者需要調査と消費者購買行動
第11回 11.消費者行動モデル(消費者心理を探る)
第12回 12.古典から学ぶ消費行動モデルと近年のモデル(AIDMAモデル→AISASモデル)
第13回 13.消費者購買行動とブランドの関係性について
第14回 14.消費者購買行動と関係性構築
第15回 15.MRにみる消費者購買行動
授業外学習の課題  消費者購買行動について、多角的な視点からアプローチする。主としてMRの各種データを中心として消費者購買行動を捉えていく。そのため、院生は各単元について、あらかじめ予習をすることが自ずと必要となる。授業の進め方としては、院生各自が事前に調べてきた各単元のポイントを発表することから始め、問題点などについてレクチャーする。
また、次の単元に入る前に院生には、どのような内容であるのかを伝えるので、あらかじめ図書館などで文献検索、資料収集、レジュメの作成、発表をおこなうことになる。
履修上の注意事項 【対面授業】有【非対面授業】無
院生各自がレジュメの作成、発表するので、無断欠席は認めない。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み姿勢10%、レジュメの作成・発表40%、レポート提出50%より総合的に判断する。
テキスト  シラバスの各単元に関連する文献、資料、統計データなどは随時紹介する。また、必要に応じて資料を配布する。
参考文献 消費者購買行動に関する文献、資料を随時紹介する。
主な関連科目 流通論研究Ⅰ・Ⅱ、マーケティング論研究Ⅰ・Ⅱ、マーケティング・リサーチ研究Ⅰ、マーケティング演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.授業時間内に毎回、質問があるか否か尋ねる。
2.授業時間外では、研究室でも構いません。遠慮せず来て下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科M商学専攻 2020~2020 1・2