授業コード | 90711600 | クラス | |
科目名 | ゲームと情報の経済学特殊研究 | 単位数 | 4 |
担当者 | 有定 愛展 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ゲーム理論と情報経済学の特殊研究 |
授業の概要 | 具体的には受講生と相談するが、およそは以下の予定である。ゲームおよび情報の経済研究を深化させる。ゲーム理論の領域では、ナッシュ均衡の精緻化、不完備情報ゲーム、繰り返しゲームなどを取り扱う。情報経済学の領域では、不完備情報下の寡占市場、不完備情報と産業組織、不完備情報と社会厚生、非対称情報とプリンシパル=エージェントモデルなどを取り扱う。その他、ゲームと情報関連の新しいトピックス、たとえば進化ゲームや限定合理性等についても言及する。 |
学習の到達目標 | ゲーム、情報、進化が経済システムにいかに学問的に関与するか、十分な理解力と応用力を養う。 |
授業計画 | 第1回 | 前期イントロダクション |
第2回 | ゲーム理論の展開①(ゲーム基礎) | |
第3回 | ゲーム理論の展開②(サブゲームナッシュ) | |
第4回 | ゲーム理論の展開③(摂動完全均衡) | |
第5回 | ゲーム理論の展開④(逐次均衡) | |
第6回 | ゲーム理論の展開⑤(動学化) | |
第7回 | ゲーム理論の展開⑥(まとめ) | |
第8回 | 中間的まとめ | |
第9回 | 情報経済学の展開①(不完全情報) | |
第10回 | 情報経済学の展開②(不完備情報) | |
第11回 | 情報経済学の展開③(ベイズ=ナッシュ基礎) | |
第12回 | 情報経済学の展開④(ベイズ=ナッシュ応用) | |
第13回 | 情報経済学の展開⑤(応用モデル) | |
第14回 | 情報経済学の展開⑥(まとめ) | |
第15回 | 前期まとめ | |
第16回 | 後期イントロダクション | |
第17回 | ゲーム、情報、寡占の研究①(寡占基礎理論) | |
第18回 | ゲーム、情報、寡占の研究②(情報基礎理論) | |
第19回 | ゲーム、情報、寡占の研究③(クールノー寡占と情報) | |
第20回 | ゲーム、情報、寡占の研究④(シュタッケルベルク寡占と情報) | |
第21回 | ゲーム、情報、寡占の研究⑤(ベルトラン寡占と情報) | |
第22回 | ゲーム、情報、寡占の研究⑥(まとめ) | |
第23回 | 中間的まとめ | |
第24回 | ゲーム、進化、寡占の研究①(ゲーム基礎) | |
第25回 | ゲーム、進化、寡占の研究②(進化ゲーム基礎) | |
第26回 | ゲーム、進化、寡占の研究③(ESS) | |
第27回 | ゲーム、進化、寡占の研究④(長期的均衡その1) | |
第28回 | ゲーム、進化、寡占の研究⑤(長期的均衡その2) | |
第29回 | ゲーム、進化、寡占の研究⑥(まとめ) | |
第30回 | 後期まとめ |
授業外学習の課題 | 第1回目の前に、このシラバスをよく読むこと。第1回目以降、講義終了後、不明なところはないか見直すこと。第30回目が終了したら、まとめのプリント等を見直し、結局自分は何を学んだのか再確認をすること。 |
履修上の注意事項 | 各種の数学的手法を修得しておくこと。 感染症流行に伴い、履修者と相談のうえ、毎回alphaメールを用いて非対面授業とする。 |
成績評価の方法・基準 | 平常の成績(小課題・小演習など)で判定する。必要に応じて、単位認定用レポートを提出してもらうこともある。 |
テキスト | 未定。各種の文献を用いる予定。受講生と相談する。 |
参考文献 | 有定愛展『ゲームと情報の経済理論』勁草書房 有定愛展・富岡恒雄・田辺拓『経済システム科学と経済情報処理』勁草書房 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
非対面授業につき、常時alphaメールで対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学研究科D経済情報専攻 | - | 2020~2020 | 1・2・3 |