授業コード 90516602 クラス 02
科目名 特別研究(租税判例から学ぶ基礎理論2020) 単位数 2
担当者 奥谷 健 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 特別研究(租税判例から学ぶ基礎理論2020)
授業の概要 税法の基本問題を、裁判例・裁決例をもとに、理論的観点から考察し、議論していきます。毎回(3回を1セット)、事案およびそれに関する議論状況について概要を解説します。その後、論点に関する資料を収集してもらい、検討してもらいます(グループワーク)。それらの理解を前提に、全体で、当該判決およびそこから導かれる問題について議論します。
学習の到達目標 租税法総論(税法と憲法の関連)を中心に基礎的理論を理解し、それに基づいて自説を展開し議論できるようになる。
授業計画 第1回 事例解説(租税法律主義①遡及立法など)
第2回 学説の検討
第3回 議論
第4回 事例解説(租税法律主義②不確定概念など)
第5回 学説の検討
第6回 議論
第7回 事例解説(租税法規の解釈)
第8回 学説の検討
第9回 議論
第10回 事例解説(借用概念)
第11回 学説の検討
第12回 議論
第13回 事例解説(租税回避の否認)
第14回 学説の検討
第15回 議論
授業外学習の課題 事前に毎回の事例を一読してくることを勧めます(1時間程度)。
履修上の注意事項 特になし。

【追記】日程調整のうえ補講を行う。オンラインで実施します。
成績評価の方法・基準 授業中の質疑・発言の積極性(70%)、議論における発言内容(30%)
テキスト 特になし。
参考文献 北野弘久編『現代税法講義』法律文化社
中里実ほか編『租税法概説』有斐閣
三木義一『よくわかる税法入門』(有斐閣)
金子宏『租税法』(弘文堂)

「判例六法プロフェッショナル」など、「税法」が収録されている六法(必携)
「租税判例百選第6版」(有斐閣)

山本守之監修『タックスプランニング』(FPテキスト5、日本FP協会)
主な関連科目 税法研究Ⅰ・Ⅱ、税法演習Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メールで対応します。
成績については、成績発表後のオフィスアワーで対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M法律学専攻 2017~2020 1・2