授業コード | 90515801 | クラス | 01 |
科目名 | 研究指導(欧米地域研究) | 単位数 | 2 |
担当者 | 船津 靖 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 米英の政治と社会 The US-U.K Politics and Society |
授業の概要 | 院生の希望・状況を見ながら進めます。修士論文作成の準備としては例えば、次のような段階を踏みます。 1、アメリカ(あるいはイギリス、イスラエル)の政治外交・社会経済の中から<具体的な事例を伴うテーマ>を選ぶ。 1、研究の方法論~歴史記述的・実証的な研究か、政治家の伝記的研究か、著名な学者・著作の研究か、他の事例と比較した比較政治・歴史社会学的研究か、思想・理論の研究か、それらをブレンドさせるか~などを検討する。この段階で仮題を決める。 1、背景となる基礎知識を獲得、確認するためのコア・テキストを選び、精読する。 1、深く掘り下げ独自性を出すための資料を広く渉猟する。 1、全体の構成を練る。「はじめに」の草稿を書く。 1、各章、節を執筆しながら構成を修正していく。 1、教員の批評・添削を受けながら推敲を繰り返す。 1、最終的に徹底的な事実確認を行う。 1、「おわりに」を書く。 教員はモスクワ、エルサレム、ロンドン、ニューヨークで特派員としての実務経験があります。アメリカ関係ではイスラエルをはじめとする対中東外交、旧ソ連・ロシア外交、対中国政策、冷戦・核抑止・不拡散問題、対テロ、キリスト教福音派はじめ宗教と大統領選挙の関係などを研究してきました。イギリス関係ではイラク戦争期のブレア政権を3年以上取材した経験があります。 |
学習の到達目標 | 原稿用紙数十枚以上の論文を書く構成力、知識、表現力を身に付けられるようになる。 英語の記事・論文・資料を活用できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | コア・テキストの選択 | |
第3回 | テーマの選択 | |
第4回 | 文献資料の収集 | |
第5回 | 仮目次作成 | |
第6回 | 文献資料の読み込み | |
第7回 | 「はじめに」執筆 | |
第8回 | 研究・執筆計画点検 | |
第9回 | 文献資料読み込み | |
第10回 | 文献資料整理 | |
第11回 | 草稿の中間推敲 | |
第12回 | 構成の点検 | |
第13回 | 事実確認、註の整理 | |
第14回 | 草稿発表 | |
第15回 | 校閲と最終まとめ |
授業外学習の課題 | コア・テキストの勉強、資料の渉猟・分析、草稿執筆・推敲。 英語の自習。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】無 【非対面授業】Zoom利用の同時双方向型 英語の読解力を向上させる少なくとも強い意志も必要。教員と密接な連絡を取ること。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 プロセス30%、論文の出来栄え70% |
テキスト | 相談の上、指定する。 |
参考文献 | 随時紹介する。 |
主な関連科目 | 欧米地域研究Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問には速やかに対応する。論文のほか、学習法・進路など幅広く対応する。funatsu@shudo-u.ac.jp)。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2020 | 1・2 |