授業コード 90313700 クラス
科目名 教育政策論Ⅰ 単位数 2
担当者 岡本 徹 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 我が国の教育政策Ⅰ Education Policy in Japan 1
授業の概要 1996年、1997年の2次にわたって公表された中央教育審議会答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の路線上で、今、日本の教育はすべての教育段階で大きく改革されようとしている。しかし、その源流は1984~87年の臨時教育審議会答申に見ることができる。本講義では、それらの改革の流れを見るに当たって、我が国の教育改革の理論と構造について詳細に論究していく。講義形態を基本としながら、院生が課題を分担して報告する。
学習の到達目標 日本の今日の教育改革を考察する視座を確立することができる。
授業計画 第1回 教育政策研究の課題
第2回 新自由主義の教育改革の基本的枠組み
第3回 教育改革の機構と過程
第4回 教育改革の視点
第5回 学校教育の功罪
第6回 日本教育の特質
第7回 教育改革の理念
第8回 教育荒廃の克服
第9回 学歴社会の超克
第10回 社会変化への対応
第11回 生涯学習社会への移行
第12回 教育の自由化をめぐって
第13回 教育行財政の改革
第14回 変貌する国家と教育政策
第15回 21世紀教育政策への視座
授業外学習の課題 各回において以下のテキストの指定箇所と事前関連配付資料を熟読し、分からない用語や関連事項は調べるなどして、自分の意見や感想及び質問等を準備しておく。また、報告発表者は発表レジュメを作成し、討論テーマとなる内容に基づいての問題提起を準備する。
第1~3回 事前配布関連論文
第4回  第1章教育改革の視点
第5回  第2章学校改革の功罪
第6回  第3章日本教育の特質
第7回  第4章教育改革の理念
第8回  第5章教育荒廃の克服
第9回  第6章学歴社会の超克
第10回  第7章社会変化への対応
第11回  第8章生涯学習社会への移行
第12回  第9章教育の自由化をめぐって
第13回  第10章教育行財政の改革
第14~15回 事前配布関連論文
履修上の注意事項 事前の十分な予習の基に、報告者の問題提起に関して積極的に討論する。
成績評価の方法・基準 ①講義への参加・討議(20%)
②報告(80%)
テキスト 市川昭午『教育改革の理論と構造』教育開発研究所1990年  修大生協
参考文献 古賀勝次郎『ハイエクと新自由主義』行人社 1983年
浅井春夫『新自由主義と非福祉国家への道』あけび書房2000年
主な関連科目 教育政策論Ⅱ、教育政策論演習Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、随時受け付けます。積極的にしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文科学研究科M教育学専攻 2018~2020 1・2