授業コード 90301500 クラス
科目名 食心理学実験研究Ⅳ 単位数 1
担当者 今田 純雄 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 食行動に関する実験、調査研究
授業の概要 履修者各自の関心、テーマに応じて個別指導をおこなう。研究テーマは「食行動」に関連するものであれば、特に指定はしない。研究方法は、心理学研究法の基本にのっとったものとする。研究方法は大きく実験法と質問紙法に分かれる。食心理学実験研究Iで行った研究方法ではない研究方法に基づくものでありたい。文献研究,事例研究は原則として対象外とする。
学習の到達目標 専門学術誌への投稿可能なレベルの研究論文の作成。
授業計画 第1回 1. 履修者各自の興味,関心,準備度を勘案し,研究テーマをきめる。以下の2.より9.は,1.における具体的な研究テーマに依存した実習内容となる。 (痩身願望と自尊感情との関連性というテーマ設定であった場合)
第2回 2. 実験方法の吟味,検討。
第3回 3. 痩身願望のデータ収集に関する関連研究のレビュー
第4回 4. 身体心像の測定に関する関連研究のレビュー
第5回 5. 自尊感情の測定に関する関連研究のレビュー
第6回 6. インタビューという方法に関する吟味,検討。
第7回 7. データの整理について
第8回 8. 個人情報の保全について
第9回 9. 結果の中間報告について
第10回 10. 結果の処理。研究内容に依存したものとなる。実験計画法に基づく場合は,分散分析をおこない,質問紙調査の場合は,ノンパラメトリック統計,多変量解析となる。
第11回 11. 図表の作り方,様式。
第12回 12. 論文提出。
第13回 13. 論文添削,返却。
第14回 14. 論文再提出。
第15回 15. 講評,全体討論。
授業外学習の課題 内部および外部に設置したサーバーを用いて,E-learning課題を与える。
履修上の注意事項 履修者一人一人の主体性,積極性が必要。*非対面形式の授業に変更された場合:前期授業同様に、同時双方向性の形式で実施する。
成績評価の方法・基準 研究の遂行の内容(20%)と作成された研究論文の内容(80%)とする。
テキスト 随時示す。
参考文献 随時示す。
主な関連科目 食心理学実験研究I
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業開始時にメードアドレスを教える。質問、相談への返答は、その内容に応じて、1)個々に返答する、2)Moodleを介して返答する、3)後続する授業中に口頭で返答する、のいずれかとする。なお課題に対するフィードバックはE-mailあるいは個別口頭によっておこなう。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文科学研究科M心理学専攻 2018~2020 1・2