授業コード 90301100 クラス
科目名 食心理学演習Ⅱ 単位数 2
担当者 今田 純雄 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 食心理学
授業の概要 食心理学演習Iの発展として,食行動に関する基本論文,最新論文をとりあげる。食行動研究の歴史および研究の枠組み,方法論については,本授業担当者がこれまでに公刊した著書,論文等を教材として使用していく。
学習の到達目標 食行動研究の発展的展開を説明できるようになること。
授業計画 第1回 上記と平行し,Appetiteを中心に,食行動に関する最新の専門論文を紹介していく。Appetiteは,学内lanを通じて閲覧,ダウンロードができるので,該当号を事前にチェックしておくことが望ましい。また,食行動の社会的文化的決定因を理解していく為に,随時,教材用ビデオも使用していく。講義は,論文,書籍の輪読ならびに履修生自身によるレジュメ発表という形式をとる。
1. P.Rozinの研究について(1970年まで:雑食)
第2回 2. P.Rozinの研究について(1970年 - 1974年:食物選択)
第3回 3 P.Rozinの研究について(1975年 - 1979年:動物とヒト)
第4回 4. P.Rozinの研究について(1980年 - 1984年:文化)
第5回 5. P.Rozinの研究について(1985年 - 1989年:社会)
第6回 6. P.Rozinの研究について(1990年 - 1994年:嫌悪)
第7回 7. P.Rozinの研究について(1995年 - 1999年:発達)
第8回 8. P.Rozinの研究について(2000年 - 2004年:文化比較)
第9回 9. P.Rozinの研究について(2005年以降:哲学)
第10回 10. P.Rozinの研究について(食人間学)
第11回 11.食のグローバル化に関する最近の研究をとりあげる。
第12回 12.牛乳摂取に関する最近の研究をとりあげる。
第13回 13.予期と食評価に関する最近の研究をとりあげる。
第14回 14.食の哲学に関する最近の研究をとりあげる。
第15回 15.飽食に関する最近の研究をとりあげる。
授業外学習の課題 履修者は,仮にいても,ごく少数となることが想定されるので,履修者個々の興味関心に応じた課題を随時与える。
履修上の注意事項 演習の授業でもあるので,履修生自身の自発的かつ積極的な討論参加が望まれる。食行動の理解を通した人間理解が最終的な目標である。*非対面形式の授業に変更された場合:前期授業同様に、同時双方向性の形式で実施する。
成績評価の方法・基準 授業出席・討論参加50%,レポート50%
テキスト 授業中に示す。
参考文献 授業中に示す。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業担当者に直接問い合わせるか,E-mailで問い合わせること。E-mailの場合は,タイトル(Subject),発信者の氏名,学生番号のないメールについては自動的に削除されることがあるので注意すること。質問、相談への返答は、その内容に応じて、1)個々に返答する、2)Moodleを介して返答する、3)後続する授業中に口頭で返答する、のいずれかとする。なお課題に対するフィードバックはE-mailあるいは個別口頭によっておこなう。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文科学研究科M心理学専攻 2018~2020 1・2