授業コード | 90110172 | クラス | 72 |
科目名 | 研究指導 | 単位数 | 4 |
担当者 | 大塚 建司 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | グローバル化社会における経営財務論 Corporate Finance for Globalization |
授業の概要 | 非対面授業で行います。 --------------------- 経営財務論は主として資金調達と投資決定にかかわる諸問題を取り扱います。近年、経済のグローバル化にともなって、資金調達も投資決定も海外にその比重が移りつつあります。 |
学習の到達目標 | ①世界の政治・経済の動きについての知識が深まり、社会情勢について深い理解力を高めることができます。 ②企業経営を資金という側面から学習することで、株式会社についての理解を深めることができます。 ③株式や社債などの投資についての知識が増えることで、企業の余剰資金をどのように活用すべきかということについての知識を深めることができます。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 資本構成とエージェンシー・コスト | |
第3回 | 企業価値とその評価 | |
第4回 | 企業の総合評価 | |
第5回 | ウォールの指数法 | |
第6回 | 得点法とレーダーチャート | |
第7回 | 得点法による財務分析の実例 | |
第8回 | 前回までの授業内容をまとめてレポートとして提出 | |
第9回 | 格付けとは何か | |
第10回 | 格付けの決定要因 | |
第11回 | 企業価値モデルと成果配分政策 | |
第12回 | 成果配分政策の意義 | |
第13回 | 配当割引モデル | |
第14回 | 配当政策と企業価値 | |
第15回 | 日本企業の配当政策 | |
第16回 | 日本的経営の変貌 | |
第17回 | バブル崩壊前の日本企業の経営活動 | |
第18回 | バブル崩壊前の日本的経営 | |
第19回 | 日本企業におけるエージェンシー関係の固有性 | |
第20回 | バブル崩壊前の日本的経営の財務的側面 | |
第21回 | 我が国企業の株主関係について | |
第22回 | 現代の日本的経営財務 | |
第23回 | 日本的経営財務の主要構成要素の変貌 | |
第24回 | 今後の日本的経営と効率経営 | |
第25回 | 企業体制とは | |
第26回 | 株式会社の重要性 | |
第27回 | 企業の利害集団 | |
第28回 | エージェンシー関係 | |
第29回 | コーポレート・ガバナンスとは | |
第30回 | 取締役会制度の欠陥 |
授業外学習の課題 | グローバル化の中で、経営財務論は経営・経済の分野だけでなく、国際政治とも大きくかかわるようになりました。したがって、常にこれらの分野についての知識化を深めるよう、少なくとも最低2時間は情報収集をもとにレジュメを作成してください。 |
履修上の注意事項 | 授業は出席を重視します。一回も休むことのないよう、授業に臨んでください。 第8回目の授業はレポート提出に替えます。詳細は授業で説明します。 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験は行いません。 授業への取り組み(40%)とプレゼンテーション(40%)、レポート(20%)で総合的に評価します。 |
テキスト | 適宜、資料を配布します。 |
参考文献 | 参考文献 山倉健嗣(編集),「ガイダンス 現代経営学 (日本語) 」,中央経済社,2015年7月 |
主な関連科目 | 経営財務論研究ⅠⅡ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は授業時間中に積極的に行ってください。 その他の個別の質問は授業終了後にお願いします。 月曜日の2時間目と昼休みはオフィスアワーとして、研究室で質問に対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2018~2020 | 1-2 |