授業コード 90110102 クラス 02
科目名 研究指導 単位数 4
担当者 川原 直毅 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 修士論文の作成(Master Thesis)
授業の概要  実際の企業のマーケティング活動、その戦略を通して何が問題となっているのか、まず院生が研究計画に沿って体系的に思考することを学び、先行研究、文献検索、資料収集、データ作成・加工などを行い、研究計画の位置づけを明確にして修士論文作成に取り掛かる。そのため、先行研究の時系列的視点、論文作成に必要なデータ収集及び分析、新たなデータ作成、様々なリサーチ手法を取り入れ、研究課題における過去、現在、未来という視座から論理的・実証的な研究を目指し、修士論文の執筆を最終的目標とする。
学習の到達目標 修士論文作成
授業計画 第1回 研究計画書の再考(1)問題意識の明確化
第2回 研究計画の再考(2)整合性・独自性・新規性について
第3回 研究内容(1)研究課題の背景
第4回 研究内容(2)研究課題に関する私見、問題点の抽出
第5回 研究課題のアプローチの仕方(1)既存資料、文献、データの確認
第6回 研究課題のアプローチの仕方(2)データ収集、文献整理
第7回 研究課題のアプローチの仕方(3)先行研究についてとその方向性
第8回 先行研究から学ぶ(1)レジュメ作成の手順
第9回 先行研究から学ぶ(2)着眼点とその方法
第10回 研究課題と周辺(学際)実態について(1)アプローチと関連性
第11回 研究課題と周辺(学際)実態について(2)ロジカルシンキングの進め方について
第12回 研究課題全体を通した展開の仕方(1)先行研究を事例として
第13回 研究課題全体を通した展開の仕方(2)レジュメ作成と校正指導
第14回 研究課題とスケルトン(1)客観性と実証法
第15回 研究課題とスケルトン(2)独自性と新規性についての考え方
第16回 スケルトン作成(1)作成手順について指導
第17回 スケルトン作成(2)章立てについて
第18回 スケルトン作成(3)節・項目の置き方について指導
第19回 スケルトン全体のイメージ~レイアウト指導と添削~
第20回 はじめに(1)構成内容のチェック
第21回 はじめに(2)結論との整合性
第22回 第1章の取り掛かり(1)文章作成と添削指導
第23回 第1章の作成~総括と引用指導~
第24回 第2章の作成~本論の展開と注釈指導~
第25回 第3章の作成~本論の展開指導と図表・データ作成の諸注意
第26回 おわりにの作成~先行研究、文献研究との差異確認
第27回 論文全体の校正指導~新規性・独自性のチェック~
第28回 論文全体の校正指導(2)本文主旨の整合性のチェック
第29回 要約と目次の作成指導
第30回 最終指導・総括
授業外学習の課題  院生各自の研究計画に基づいて研究指導を行うので、院生は事前に論文作成に向けた先行研究や資料収集、文献整理など、基本的な準備を自主的に行わなければならない。論文指導は院生の進捗状況を見ながら指導するが、四半期毎の研究計画の作成をしっかり立てておかなければ、一方通行的なレクチャーに終わってしまうのでその点、注意して臨むこと。また、毎回、レジュメを作成し、文章の手直し、添削を受けるように自主的に進めること。
履修上の注意事項 【対面授業】有【非対面授業】無
四半期毎に進捗状況を自主的にチェックすること。
積極的にレジュメを作成すること。
先行研究、資料収集、データ収集、文献リストを作成すること。
成績評価の方法・基準 研究成果としての修士論文を評価の対象とする。
テキスト 院生の研究テーマに沿って基礎的文献から徐々にグレードアップする。
参考文献 研究分野の基礎的、専門的文献を随時紹介する。
主な関連科目 マーケティング・リサーチ研究Ⅰ・Ⅱ、マーケティング演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.研究指導時間は随時受ける。
2.空いている時間は研究室、ロビーでも構わない。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科M商学専攻 2020~2020 1-2