授業コード 90110028 クラス 28
科目名 特殊研究指導 単位数 4
担当者 米田 邦彦 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際経営に関する博士論文作成指導
授業の概要 博士論文を作成するのがこの研究指導の目的であるが、そのためには博士後期課程の3年間で、学会発表をして、3本の論文を執筆することを目標とする。論文のテーマの選定、先行研究、リサーチクエスチョン、フレームワークの確定、分析方法を決定する。授業では、これらそれぞれについて、進捗状況、成果の報告を行い、それについて検討・指導しながら論文の完成を目指す。
学習の到達目標 先行研究を精読し、自らのリサーチクエスチョン、フレームワークを確定し、分析方法を決定して、オリジナルの論文を作成すること。
授業計画 第1回 論文テーマの検討
第2回 博士論文研究計画の作成
第3回 資料収集方法の指導
第4回 調査等方法論についての指導
第5回 テーマと問題意識についての指導
第6回 研究手法についての検討(定量研究)
第7回 研究手法についての検討(定性研究)
第8回 先行研究(理論研究:寡占理論)の報告と検討
第9回 先行研究(理論研究:プロダクトサイクルモデル)の報告と検討
第10回 先行研究(理論研究:内部化理論)の報告と検討
第11回 先行研究(理論研究:グローバル競争戦略論)の報告と検討
第12回 先行研究(理論研究:トランスナショナルモデル)の報告と検討
第13回 先行研究(理論研究:ダイナミック・ケイパビリティ論)の報告と検討
第14回 文献・資料・調査に関する報告と質疑
第15回 中間報告と第16回以降の研究計画
第16回 これまでの研究内容についてのプレゼンテーションと質疑
第17回 理論的フレームワークの精査(学生報告)
第18回 理論的フレームワークの精査(議論と指導)
第19回 理論またはケーススタディ等の補足研究(学生発表)
第20回 理論またはケーススタディ等の補足研究(議論と指導)
第21回 文献・資料・調査に関する報告と質疑(追加文献や調査についての発表)
第22回 文献・資料・調査に関する報告と質疑(追加文献や調査についての議論と指導)
第23回 これまでの研究内容についての論文作成指導(執筆と添削)
第24回 これまでの研究内容についての論文作成指導(内容の議論)
第25回 これまでの研究内容についての論文作成指導(最終的な文書や資料の作成)
第26回 論文または学会報告のプレ発表
第27回 論文または学会報告全体の修正
第28回 論文または学会報告全体の再修正
第29回 論文または学会報告の感性
第30回 論文または学会報告の最終発表
授業外学習の課題 論文や報告にあわせた資料収集と読み込み、調査、データ分析等(基本的に授業外での学習成果を授業内で検討する)
履修上の注意事項 博士論文研究計画に基づき、1年に1回以上の学会発表や論文発表を目的とすること。
第9回目の授業については日程調整のうえ補講を行う。

後期については以下のように行う。
【対面授業】有 【非対面授業】無
<非対面授業に変更になった場合>
(同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:無)
成績評価の方法・基準 授業への取り組みと報告資料(30%)、毎年発表する論文(70%)によって総合的に評価する。
テキスト 特になし
参考文献 明石芳彦『社会科学系論文の書き方』ミネルヴァ書房、2018年。
田村正紀『リサーチ・デザイン ー経営知識創造の基本技術』白桃書房、2006年。
片岡 信之・佐々木 恒男・高橋 由明・渡辺 峻・斉藤 毅憲(共編著)『経営・商学系大学院生のための論文作成ガイドブック』文眞堂,2004年。
藤本 隆宏・新宅 純二郎・粕谷 誠・高橋 伸夫・阿部 誠 (著) 『リサーチ・マインド 経営学研究法』有斐閣,2005年。
主な関連科目 特になし
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.質問・相談は,基本的に講義終了時に受け付けます。
2.下記のメールでで質問・相談を受け付けます。
3.メールでの問い合わせは yoneda&&ns1.shudo-u.ac.jpで受け付けます。
(&&の部分を@に変更してください。迷惑メール対策で,ネット上で自動的にメールを収集するプログラムの網にかからないようにするためこのようにしています。)
4.提出物に関するフィードバックは授業中、次回の授業、メール等で回答します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科D経営学専攻 2020~2020 1-3