授業コード 90108600 クラス
科目名 地域産業論特殊研究 単位数 4
担当者 川瀬 正樹 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 地理学からみた地域産業研究 Research of regional industry in terms of geography
授業の概要 経済地理学および都市地理学の立場から,文献講読を通して立地論や都市地理学の理論について解説します。さらに,日本語の論文を分担して発表してもらい,その内容に関連する専門知識について解説します。さらに,GIS(地理情報システム)を用いた商圏分析等の講義・実習も行います。
学習の到達目標 経済地理学,都市地理学の諸理論を理解し,近年の研究動向を理解する。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 論文紹介の分担と読む文献の決定
第3回 ウェーバーの工業立地論(輸送費指向論)
第4回 ウェーバーの工業立地論(労働費指向論)
第5回 ウェーバーの工業立地論(工業集積論)
第6回 その他の経済立地論
第7回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(1)
第8回 日本の自動車産業
第9回 日本の電気機械工業
第10回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(2)
第11回 伝統的工芸品産業
第12回 地方公共交通の抱える課題
第13回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(3)
第14回 GIS(地理情報システム)を用いた地域分析(1) GISの基礎
第15回 GIS(地理情報システム)を用いた地域分析(2) GISを用いた地図表示
第16回 都市システム
第17回 都市の内部構造
第18回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(4)
第19回 商圏
第20回 中心地理論
第21回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(5)
第22回 小商圏時代の流通システム
第23回 中心商店街の課題
第24回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(5)
第25回 フードデザート問題
第26回 郊外住宅地の課題
第27回 論文紹介とその内容に関連する専門知識の解説(6)
第28回 GIS(地理情報システム)を用いた商圏分析(1) バッファリング
第29回 GIS(地理情報システム)を用いた商圏分析(2) ボロノイ分割、到達圏解析
第30回 まとめ
授業外学習の課題 論文紹介では,まず自分の関心に合う論文をいくつか選んで検討し、紹介論文を決定して下さい。また、紹介する論文を熟読するとともにレジュメを作成し,質問に答えられるように専門用語等を事前に調べておいて下さい。
履修上の注意事項 【対面授業】無 【非対面授業】有(同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:無)

授業中に指示します。
第7回目の授業については日程調整のうえ補講を行います。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
レポート50%,授業への取り組み等の総合的評価50%によって評価します。
テキスト 講義で適宜指示します。
参考文献 荒井良雄・箸本健二編、『日本の流通と都市空間』(古今書院)
土屋純・兼子純編、『小商圏時代の流通システム』(古今書院)
その他,適宜紹介します。
主な関連科目 地域産業論研究,都市問題研究
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
オフィスアワーは水曜2限
授業中に適宜対応するほか,個別相談に応じるので,必要に応じて連絡を取って下さい。(内線3417)
レポートについてのフィードバックは,授業時間中かオフィスアワーに個別に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科D商学専攻 2019~2020 1・2・3