授業コード 81112301 クラス 01
科目名 初等教育(算数) 単位数 2
担当者 木村 惠子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 初等教育(算数)
授業の概要 本授業では、小学校算数科の指導内容である「A数と計算」「B図形」「C測定,変化と関係,関数」「Dデータの活用」を通して,児童の数理認識を育てる上で教師として必要となる数学的背景、数学的知識・技能、数学的な考え方についての理解を深めるとともに、受講生自身の数学的な思考力・判断力・表現力を高める。
学習の到達目標 小学校算数科の指導内容にかかわる一般的包括的な理解を深めるとともに、教員として必要な算数科に関わる数学的資質・能力を高めることができる。
授業計画 第1回 小学校算数科の指導内容にかかわる一般的包括的な理解を深めるための学習方法、及び教員として必要な数学的資質・能力とは何かを知る。
第2回 A数と計算1:数表記の歴史を概観することを通して、十進位取り記数法のよさについての理解を深める。
第3回 A数と計算2:n進位取り記数法について知り、四則計算の仕組みを説明できるようになる。
第4回 A数と計算3:n進位取り記数法についての理解を深め、十進位取り記数法の原理について理解する。
第5回 A数と計算4:十進位取り記数法の理解を深める。倍数判定法を事例として、合同式についての理解を深める。
第6回 B図形1,C測定:測定の基礎を確認し,測定教材への理解を深める。
第7回 B図形2:平面図形の面積について理解を深める。
第8回 B図形3:図形の性質についての理解を深める。
第9回 B図形4:立体図形の展開図の作成をとおして、図形の動的な見方についての理解を深める。
第10回 C変化と関係1,C関数1:関数と関数の考え方について理解を深める。
第11回 C変化と関係2,C関数2:事象の変化の規則性を発見し,式に表現することについて理解を深める。
第12回 Dデータの活用:様々な現象のなかに見いだすことのできるデータの取扱い方についての理解を深める。
第13回 Dデータの活用:統計的なものの見方・考え方についての理解を深める。
第14回 数学的な見方・考え方:式の表記を理解する。数学的な見方や考え方の基礎的内容を理解する。
第15回 問題解決:算数科授業における数学的推論(類推、帰納、演繹)についての理解を深める。
授業外学習の課題 授業後は、授業で扱った内容について復習し理解を深める(約1時間)。
履修上の注意事項 【対面授業】有
【非対面授業】無
(非対面授業に変更になった場合)
同時双方向:有,オンデマンド:無,課題研究:無 

「初等教育(算数)」用のノートを準備し授業内容を記録できるようにする。
成績評価の方法・基準 【期末試験】有,対面
期末試験(60%),課題レポート(20%),、中間テスト(10%),授業への取り組み(10%)を総合的に評価する。
〈非対面授業に変更になった場合〉
【期末試験】有 非対面
テキスト 必要に応じて資料を適宜配布する。
参考文献 中島健三(2015)『復刻版 算数・数学教育と数学的な考え方 その進展のための考察』東洋館出版社
主な関連科目 「算数科教育法」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
レポート,小テストのフィードバックは授業の最初に行います。
質問は随時受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(資格関連科目) 2016~2020 1・2・3・4