授業コード | 81107201 | クラス | 01 |
科目名 | 教職実践演習(中・高) | 単位数 | 2 |
担当者 | 大庭 宣尊 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 教職課程の総仕上げとしての実践的演習 |
授業の概要 | この科目の履修を通じて、将来教員として務めるにあたって、自分には何が課題であるのかという自覚のうえに、必要とされる知識や技能を補うことを可能とする学習能力を獲得することをめざす。そのため、少人数クラスによる演習形式で、具体的な事例研究にもとづくグループ討論やロールプレイング、各教科内容の模擬授業の実施など、実践的な学習を行う。また、そのような集団的な活動とは別に、必要に応じて、履修カルテにもとづく個別指導を行う。なお、教育現場において指導的立場にある現職教員による具体的問題に沿った観点からの講話を聴講し、意識の向上に資する。 |
学習の到達目標 | 教職課程の総仕上げとして、教育実習に結実したそれまでの教職諸科目の履修と、その他の学生生活でのさまざまな経験を有機的に統合し、教員として求められる実践的な資質能力を形成することをめざす。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクションとして、これまでの学修のふりかえりについての講義 |
第2回 | 各自の教育実習の体験についてのふりかえりと、それに関するフリー・ディスカッション | |
第3回 | 前回の授業から抽出された、教員として体験する問題場面(教員の役割、職務内容、子どもに対する責任などに関して)についてのロールプレイングとグループ討論 | |
第4回 | 現職教員による講話聴講① | |
第5回 | 教科内容等の指導力充実をめざした、模擬授業の実施と相互批評①〔中学校日本歴史〕 | |
第6回 | 教科内容等の指導力充実をめざした、模擬授業の実施と相互批評②〔中学校世界歴史〕 | |
第7回 | 教科内容等の指導力充実をめざした、模擬授業の実施と相互批評③〔中学校地理〕 | |
第8回 | 教科内容等の指導力充実をめざした,模擬授業の実施と相互批評④〔中学校公民〕 | |
第9回 | 現職教員による講話聴講② | |
第10回 | 教科内容等の指導力充実をめざした,模擬講義の実施と相互批評⑤〔高校日本史〕 | |
第11回 | 教科内容等の指導力充実をめざした,模擬講義の実施と相互批評⑥〔高校世界史〕 | |
第12回 | 教科内容等の指導力充実をめざした,模擬講義の実施と相互批評⑦〔高校地理〕 | |
第13回 | 教科内容等の指導力を充実をめざした,模擬講義の実施と相互批評⑧〔高校現代社会〕 | |
第14回 | 資質能力の確認とまとめ(履修カルテにもとづく個別指導も含めて)① | |
第15回 | 資質能力の確認とまとめ(履修カルテにもとづく個別指導も含めて)② |
授業外学習の課題 | 授業開講前に、各自の教育実習の体験について他の履修者と共有することを意識して整理しておくことが求められる。各回のグループ討論については、終了後に内容を整理し、そこからロールプレイングの課題設定につないだり、各自の学習課題を抽出したりすることが求められる。 学習指導案の作成、模擬授業の実施に関しては、充分な準備が求められる(4時間以上)。実施後には、相互批評をもとに、改善への努力を行うことが求められる(2時間)。 |
履修上の注意事項 | 教職課程の総仕上げとして、将来教員として勤めていくために、自分にとって何が課題であるのかを自覚することを常に意識して、受講してほしい。 *講義はすべて、【対面授業】で行います。模擬講義あるいはロールプレイングの際には、教師役・生徒役それぞれの間隔を十分にとりながら、進行します。また、カルテにもとづく個別指導も、十分な間隔をとって行います。 マスク着用を忘れずに。 なお,〈非対面授業に変更になった場合〉には,同時双方向:有,オンデマンド:有,課題研究:無]で実施します。 |
成績評価の方法・基準 | ディスカッションやロールプレイングでの参加・活動状態(30%)、学習指導案の作成(35%)、模擬授業の実施(35%)、および、出席状況などを総合的に評価し、教員として最小限必要な資質能力が身についているかを確認し、単位認定を行う。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 授業中に随時紹介する。 |
主な関連科目 | 中等教育実習Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業内容に関しての質問、また、学習指導案の作成などについての相談などは、毎回の授業終了後、あるいはメールにて随時受けつける。履修生からの質問のうち、共有すべきと判断し、質問者の同意が得られものは、授業にて全員向けにフィードバックする。 なお、教育実習中に体験した各自の「問題場面」は履修生全員が共有できるようにするため、すべての体験をタイピングし一覧にしたプリントを次回ないしは次々回の授業中に配布する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
商学部経営学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2016 | 4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2015 | 4 |
人文学部英語英文学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
法学部法律学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
法学部国際政治学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) | - | 2011~2017 | 4 |
健康科学部心理学科(資格関連科目) | - | 2017~2017 | 4 |