授業コード 81105700 クラス
科目名 初等特別活動論 単位数 2
担当者 米沢 崇 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 児童・生徒の「合意形成・意思決定を促す特別活動」と「探究的な学びを促す総合的な学習の時間」とは?
授業の概要 本講義では、総合的な学習の時間における横断的・総合的な学習や児童の興味・関心等に基づく学習など創意工夫を生かした教育活動の展開に必要な基礎的知識を学習し、総合的な学習の時間の展開に必要な基本的な知識や技能、資質の獲得を目指す。
さらに、小・中学校における望ましい集団活動を通して、児童・生徒の自主的・実践的な態度を育成し、自己を生かす能力を養うことを目標とする特別活動の意義や課題などについて理解を深め、学校現場における実践事例から特別活動を進めるにあたっての小・中学校の体制や教師の指導方法について検討する。
学習の到達目標 教員としての基礎的知識・態度を養う科目として、教育課程の領域に位置づく総合的な学習の時間と特別活動についての理解を深めることができる。さらに、総合的な学習の時間と特別活動を進めることのできる実践的指導力の基礎を身につけることができる。
授業計画 第1回 オリエンテーション
第2回 総合的な学習の時間と特別活動の教育課程に占める位置
第3回 総合的な学習の時間と特別活動の教育的意義
第4回 総合的な学習の時間の目標
第5回 総合的な学習の時間の計画・実践・評価のプロセス
第6回 総合的な学習の時間の内容と方法(1):全体計画や年間指導計画の具体
第7回 総合的な学習の時間の内容と方法(2):活動計画の具体
第8回 総合的な学習の時間の実践事例(指導技術)
第9回 特別活動の目標(1):学級活動,児童会・生徒会活動
第10回 特別活動の目標(2):クラブ活動・学校行事
第11回 特別活動の内容と方法(1)全体計画や年間指導計画の具体
第12回 特別活動の内容と方法(2)活動計画の具体
第13回 特別活動の実践事例(指導技術)
第14回 補講代替課題①:総合的な学習の時間のケーススタディ
第15回 補講代替課題②:特別活動のケーススタディ
授業外学習の課題 ○指定しているテキストを必ず購入し、事前に読み、内容を確認しておくこと。
○次時の内容に関わる自己の体験を想起し、関心のあることを焦点化させておきましょう。
履修上の注意事項 【非対面授業】(同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:無)
○詳細は、教学システムの授業課題情報に記載します。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
○補講代替課題(20%),中間レポート(30%),期末レポート(50%)を総合的に評価する。
テキスト 文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別活動編―平成29年7月』東洋館出版社、2018年。
文部科学省『小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編―平成29年7月』東洋館出版社、2018年。
※中学校教員を志望する人は任意ではあるが、下記のテキストも自主的に入手・購入することが望ましい。
文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編―平成29年7月』東山書房、2018年。
文部科学省『中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編―平成29年7月』東山書房、2018年。
参考文献
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
非常勤講師であるため、質問・相談のある人は yonezawa@hiroshima-u.ac.jp に連絡してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) 2011~2015 2・3・4