授業コード | 81104802 | クラス | 02 |
科目名 | 生活科教育法 | 単位数 | 2 |
担当者 | 松崎 雅広 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 生活科教育法 |
授業の概要 | 生活科の特質を捉え、それに基づく学習指導の在り方を実践的に追求し、受講者の生活科における学習指導能力を養うことを目的とする。学習指導の在り方については、単元設定と学習指導の要点を中心に論述し、次に、学習指導案の立て方、授業の組み立て方については学習指導案の作成等の演習を通して明らかにする。さらに、指導者の役割、評価、生活科の学習指導にかかわる基礎的事項を取り上げる。 最後に模擬授業を行い、相互批正を通して、学習指導の在り方を実践的に追求する。小学校生活科に関する基礎的な知識や考え方を理解し、授業づくりや学習指導をするための基礎学力を修得する。できる限り本物に触れる機会を作るようすることが良いが、情報機器を用いながら児童が様々な情報に触れる機会を創出するように工夫し、児童の気づきの質を高めたり、知的好奇心を持たせたりするような模擬授業にすること。 |
学習の到達目標 | 小学校生活科に関する基礎的な知識や考え方を理解し、授業づくりや学習指導をするための基礎学力を修得する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス、日本の生活科教育の歴史課題 |
第2回 | 授業参観に向けて(実践事例研究、模擬授業の映像のDVD視聴とその評価、コンピューター室の利用例やデジタルカメラやデジタルビデオカメラを用いた事例を紹介) | |
第3回 | 授業参観 実際の授業の映像のDVDを視聴し、授業の見方に基づいて記録をとる。 記録のグループ討論およびまとめ |
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第4回 | 指導計画の実際 | |
第5回 | 指導計画1 グループごとに授業設計と評価基準の設定 | |
第6回 | 指導計画2 グループごとに単元計画、本時の授業の設計を検討の設定 | |
第7回 | 指導計画3 本時計画を作成し、計画した授業に用いられる教材づくり(季節の変化と生活の様子をデジタルカメラと動画撮影し学級で発表する例を提示) | |
第8回 | 生活科の評価(1)評価の目的と方法 | |
第9回 | 生活科の評価(2)概念地図法とその理科教育への応用 | |
第10回 | 生活科の授業づくり(観察とワークシート) | |
第11回 | 学習指導案(1)指導案の目的とその概要 | |
第12回 | 学習指導案(2)指導案の作成 (スライドにより投影し各グループの指導案の評価をグループで行う) | |
第13回 | 小学校で栽培する植物の栽培(エダマメとインゲンマメ) | |
第14回 | アサガオの観察日記の意味とは? | |
第15回 | 授業内容の総括 |
授業外学習の課題 | 文部科学省『小学校学習指導要領解説 生活編』解説書を熟読して各回の講義に自分なりの課題を持って臨むこと。 ・欠席した場合は友人に内容を確認し、次回に必要な持ち物などを確認する。 ・学習指導案作成、模擬授業では役割分担を貸すので、欠席しないよう自己の日程調整を確実にすること。 特に模擬授業では時間をかけて準備すること。 各自で授業内容について整理すること(週に30分程度) |
履修上の注意事項 | 講義に加えて制作活動や実験、野外観察、野外実習などを行います。 (活動に必要な物品の購入や交通費は自己負担です)。 天候、実験材料の都合で順序が変わることがあります。 特別な事情がある場合には事情を勘案するが、すべての課題を提出した受講生を成績評価の対象とする。 |
成績評価の方法・基準 | 提出物(指導案,観察レポートなど)(100%)を総合的に評価する。 |
テキスト | 改訂版 小学校せいかつ 「授業力をみがく」 指導ガイドブック 文部科学省『小学校学習指導要領解説 生活編』 |
参考文献 | |
主な関連科目 | 理科教育法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
単純な質問は、毎回の授業後に受ける。講義時間以外はメールにて受け付ける。 レポート課題についての講評をMoodle等で配信する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2015 | 3・4 |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2016~2018 | 3・4 |