授業コード 70012800 クラス
科目名 グローカル・プロジェクトA 単位数 2
担当者 三浦 浩之 履修期 第4学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 学部での学びや実践から得た知見の海外への提供・共有化
授業の概要 学生が学部での学びや実践から得た知見をもとに、ポートランドにおける様々な社会的問題の解決、課題の達成に資する方策等の提供・共有することを目指す。ここでの学びや実践とは、基礎演習、地域プロジェクトやゼミナールの中で、課題解決への調査研究や取り組み、そして課題解決のために構築・実践したプロジェクトである。人口減少が進む日本の地方都市の課題解決は、先進事例として、今後、全世界の地方都市のロールモデルとなりうる可能性がある。
地域が直面する問題解決・課題達成という普遍的な行動目標を持つ外国の事例との比較、交流を通じて、自国の問題・課題の考察のみでは得られない知見を取得する。
なお、現時点で想定されるテーマは以下のものである。
・ホームレス(貧困者問題)
・災害・防災(地震と津波、豪雨など)
・高齢化
・地域格差(とりわけ、ラストトマイル問題=最終駅からの距離)
・教育
・パンデミック
・サイバーセキュリティ
・プラスチックゴミ(マイクロプラスチック)
・ウォーカブルセイフティー、歩くときの安全(歩行者優先のまち)
学習の到達目標 学部での学びにおいての実践的な取り組み事例を紹介するプレゼンテーションやポートランドの社会課題に対して課題解決方法を立案するワークショップ等を行うことによって、学部での学びや実践から得た知見を現地に提供・共有できるようになる。
さらに、対話し知見を掛け合わせることによって新たな知見を修得できるようになる。
授業計画 第1回 テーマガイダンス
第2回 プレゼンテーションテーマについてのピッチ(取り組みテーマの発表)
第3回 プレゼンテーションテーマのブラッシュアップ
第4回 プレゼンテーションテーマの探求
第5回 ピッチ資料の作成
第6回 プレゼンテーションテーマについての再度のピッチ
第7回 プレゼンテーション内容のブラッシュアップ
第8回 プレゼンテーション資料の作成
第9回 ワークショップテーマについてのピッチと決定
第10回 ワークショップのシナリオ作成とグッズの準備
第11回 ワークショップのリハーサル
第12回 プレゼンテーションリハーサルとブラッシュアップ①
第13回 プレゼンテーションリハーサルとブラッシュアップ②
第14回 プレゼンテーションとワークショップの実践
第15回 プレゼンテーションと企画したワークショップの振り返り
授業外学習の課題 プレゼンテーションするテーマの探求とそのピッチ、プレゼンテーション資料(英語)の作成、英語によるプレゼンテーションの練習を行うこと
ワークショップのテーマをピッチ出来るようにしておくこと
これらに要する学習時間は45時間以上が必要と考えます。
履修上の注意事項 【非対面授業】有(同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:有)
  (授業進行上、必要な場合のみ、対面授業)

グローカル・プロジェクトBと併せて履修する学生は、PSUにおいて英語によるプレゼンテーションとワークショップを行う。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(40%)、プレゼンテーションとワークショップ及びこれらでのディスカッション(60%)で評価する。
プレゼンテーションとワークショップに関しては、毎回の授業においてフィードバックします。
テキスト なし
参考文献 授業の中で適宜紹介する。
主な関連科目 グローカル・プロジェクト入門、グローカル・プロジェクトB、地域プロジェクトA・B、基礎演習、世界と地域、国際政治入門/地域行政入門
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時相談に応じます。⼤学メールにてコンタクトください。
また、授業終了後にも質問に応じます。
URLリンク ポートランド市のまちづくりに関するHP
URLリンク ポートランド市の公正性への取り組みに関するHP

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) FGGP30903 2018~2020 3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) FGRA30903 2018~2020 3・4