授業コード 70008511 クラス 11
科目名 ゼミナールb(2020) 単位数 2
担当者 伊藤 敏安 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ・公共政策研究 Studies on local public policy
授業の概要 ・1~3年次における基礎的・専門的科目の学修をふまえ、公共政策にかかわる問題について、みずからの問題として主体的に考える知識やスキルを修得する。
・新聞・雑誌の報道や新書などをもとに、公共政策にかかわる課題を各自が設定し、その課題について専門書や統計を通じて調査・分析した結果をプレゼンテーションしてもらう。
・プレゼンテーションをうけて、全員で意見交換・質疑応答、討論をおこない、調査・分析結果を深化するとともに、新たな研究課題への展開を図る。
・指導教員は、コメントや補足説明を適宜おこない、関連文献などを示唆する。
・地方シンクタンク勤務22年、国立大学地域経済研究所勤務16年、国・地方自治体の審議会委員等の経験をふまえ、座学と実践を結びつける授業をめざす。公務員志望者等の主体的参加を歓迎。

[対面授業で開講]
学習の到達目標 ・公共財・行政サービス、規制改革、集合的意思決定(選挙・投票)、租税制度、社会保障制度、格差問題、地方分権、行財政改革、市場の失敗、政府の失敗などに関する情報に接したとき、自分で考え、自分で評価・分析できる知識と能力の増進をめざす。
・Excelを用いた統計分析の応用的スキルを修得する。
授業計画 第1回 ・住民参加・官民協働(1)
第2回 ・住民参加・官民協働(2)
第3回 ・住民参加・官民協働(3)
第4回 ・地方分権(1)
第5回 ・地方分権(2)
第6回 ・社会保障制度と地方政府(1)
第7回 ・社会保障制度と地方政府(2)
第8回 ・社会保障制度と地方政府(3)
第9回 ・都道府県に関する事例研究(1)
第10回 ・都道府県に関する事例研究(2)
第11回 ・都道府県に関する事例研究(3)
第12回 ・市町村に関する事例研究(1)
第13回 ・市町村に関する事例研究(2)
第14回 ・市町村に関する事例研究(3)
第15回 ・総合討論
授業外学習の課題 ・問題意識を持って日々の新聞を読んだり、新書に接したりすることで、演習で取り上げたこと、これから取り上げたいことに関連づけて考える習慣をつける。
履修上の注意事項 ・公共政策の問題に関心があり、分析やプレゼンテーションのスキルを発展させたいと考えている学生の積極的参加を期待。
・文献や資料の内容を紹介するだけでなく、統計データをもとに検証するなど、独自の工夫が望まれる。
・インターネットによる情報収集に依存しすぎないこと。
・プレゼンテーション資料の作成方法や発表の仕方について、教員と他学生の助言やコメントを真摯に受け止め、次回の発表に反映させること。

【ただし、非対面授業になった場合は】
・2020年度前期と同じくZoomオンタイムで開講(URLはMoodleでそのつど告知)。
成績評価の方法・基準 ・調査・分析の内容(40%)、それらのまとめ方(30%)、プレゼンテーションの仕方(20%)、ディスカッションへの参加状況など(10%)から、総合的に評価する。
テキスト ・なし。
参考文献 ・毎回のプレゼンテーションの内容に応じて、関連文献などを随時示唆。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業に関する質問や意見は、授業終了後またはメイルで随時受け付ける。
・オフィスアワーは木曜日5時限(事前にメイルで連絡することが望ましい)。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP30802 2018~2020 3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA30802 2018~2020 3・4