授業コード 70008301 クラス 01
科目名 基礎演習 単位数 2
担当者 王 偉彬 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中国外交と東アジアの国際政治    (非対面型授業 / オンデマンド / Moodle利用/Zoom利用)
授業の概要 戦後、冷戦を背景に、社会主義体制の中華人民共和国が成立したが、まもなく朝鮮戦争が勃発し、米中対立が始まり、東アジアの国際情勢が急に変わっていった。
 中国は「反米連ソ」外交をとったが、国境紛争等により中ソ関係が悪化し、泥沼化になったベトナム戦争から脱退したいアメリカの中国接近に応じて、中国は「連米抗ソ」への戦略を展開し、日中関係の正常化も実現した。
 しかし、1980年代に入ると台湾問題等をめぐり、米中関係が再び対立し、日中関係も歴史問題をめぐって摩擦しはじめた。
 20世紀末期から中国の台頭が見られ、日米同盟の強化や「中国包囲網」が作られているようになり、戦後から続いていた日米VS中国という構図が基本的に変わっていない。一方、テロ問題や北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり、日米中三ヵ国は協力しなければならない一面がある。
 中国外交や東アジアの国際政治がいかに展開され、今後どう変わっていくか。演習で検討し議論を行う。
学習の到達目標 発表のレジュメやレポートの作成方法を習得すること。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 東アジア国際政治の構造的特徴
第3回 冷戦と中華人民共和国の成立
第4回 中国の外交政策と米中・日中関係
第5回 21世紀の中国と東アジアの国際政治
第6回 資料収集の方法と注意事項・自分で課題/レポートのテーマ設定
第7回 レジュメの作成と注意事項
第8回 自分で課題/レポートのテーマ設定・修正
第9回 発表 1(Moodleにて)
第10回 発表 2(Moodleにて)
第11回 発表 3(Moodleにて)
第12回 発表 4(Moodleにて)
第13回 発表 5(Moodleにて)
第14回 Zoomミーティングの実施 レポート・発表についての講評
第15回 まとめ、期末レポート
授業外学習の課題 参考資料や文献をよく読むうえ、レポートを準備すること。
履修上の注意事項 【対面授業】  無 
【非対面授業】 有 (同時双方向:有、オンデマンド:有〈Moodle利用〉、課題研究:有

*欠席の場合は、メール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で連絡してください。
成績評価の方法・基準 期末試験 試験又はレポート    50%
課  題             50%
テキスト 使用しない。
参考文献 授業中に紹介する。
主な関連科目 「総合教養講義a(中国の歴史と社会)」
「政治と社会(中国)」
「東洋政治外交史」、
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①質問はメール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で受け付けます。
②相談する場合はメールで連絡してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP20801 2018~2020 2
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA20801 2018~2020 2