| 授業コード | 64003700 | クラス | |
| 科目名 | 栄養教育論Ⅱ | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 村上 淳 | 履修期 | 後期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 栄養教育マネジメントと世代別栄養教育 Nutrition education management and generational nutrition education |
| 授業の概要 | 健康・栄養状態、食行動、食環境等に関する情報の収集・分析、それらを総合的に評価・判定する能力を養うことを目標とし、栄養教育の意義と目的に応じた行動科学やカウンセリングの理論と技法について学修します。栄養教育の概念として、栄養教育の目的、栄養教育の対象（個人・組織）を学びます。 さらに、理論的基礎として、行動科学の理論（ソーシャルサポートなど）、栄養カウンセリング、行動変容技法（セルフモニタリング、自己効力感など）、食環境に係る組織・集団への栄養教育を学びます。 |
| 学習の到達目標 | 栄養教育の概念が理解でき、「健康づくり」での管理栄養士の役割や活躍の場を認職することが出来る。栄養教育現場に必要な法的背景を理解し、現代の健康・栄養状態・食行動・食環境および栄養教育的視点に関する知識を確立する。 また、行動科学および行動変容の概念を学び、「健康づくり」での対象者への適応できる手法を理解できる。 カウンセリング技法や行動変 容理論について学び、対象者に適切な対応ができる理論と考え方を習得する。 |
| 授業計画 | 第１回 | 現代の健康・栄養状態の特徴と問題点 |
| 第２回 | ライフステージと栄養教育・栄養・健康（健康づくり）施策等 | |
| 第３回 | 栄養教育マネジメント① PDCA サイクルとアセスメント情報の収集の方法 | |
| 第４回 | 栄養教育マネジメント② 栄養教育の方法（学習形態、教材、媒体など） | |
| 第５回 | 栄養教育マネジメント③ 栄養教育計画、カリキュラムの立案 | |
| 第６回 | 栄養教育マネジメント④ 栄養教育の実施での関連組織、連携、場の設定 | |
| 第７回 | 栄養教育マネジメント⑤ 栄養教育の評価での意義、種類、方法、評価デザイン | |
| 第８回 | 世代別栄養教育 ライフステージとその特性、食・生活習慣など | |
| 第９回 | 世代別栄養教育① ライフステージ妊娠・授乳期の健康・栄養教育 | |
| 第１０回 | 世代別栄養教育② ライフステージ幼児・学童期の健康・栄養教育 | |
| 第１１回 | 世代別栄養教育③ ライフステージ思春期・若年成人期の健康・栄養教育 | |
| 第１２回 | 世代別栄養教育④ ライフステージ成人・壮年期の健康・栄養教育 | |
| 第１３回 | 世代別栄養教育⑤ ライフステージ高齢期の健康・栄養教育 | |
| 第１４回 | 世代別栄養教育⑥ ライフステージ障がい者の健康・栄養教育 | |
| 第１５回 | まとめとディスカッション（栄養士・管理栄養士として将来展望） |
| 授業外学習の課題 | 常にではないが、必要に応じて適宜出題の上、提出を求める場合がある。 |
| 履修上の注意事項 | 【対面授業】有【非対面授業】無 ＜非対面授業になった場合＞ 同時双方向：時に有、 オンデマンド：有、 この科目は、基本的に【対面授業】で行う。その上当初よりMoodle上に科目コースも設置しておく。必要に応じて活用する。この活用については主として授業時に知らせる。 ＜非対面授業＞の実施指示が大学より出た場合は、上記Moodle上科目コースを活用して授業を進めることとする。その場合、授業全体を通してアクセス状況、課題提出を重要視します。時間割時間帯でのアクセスを必須とします。授業はMoodle配信を基本として行います。提出物（レポート）などについては、授業時に指示し、メールで連絡もします。また、時間割時限帯において、授業内容に対する質疑応答をメールないしはMoodle上で行います。また、必要に応じてZoomを用いて、資料解説を行います（本年度実施の栄養教育論Ⅰの実施に準じます）。 これは講義科目であるが、一部演習作業も交えながら、理解を深める。 また、前回までの授業の復習も兼ねて、指名のうえ質問等を行う場合があるので、復習・予習を怠 りなく受講するように心がけて下さい。 |
| 成績評価の方法・基準 | 【期末試験】有、対面 定期試験の成績（70％程度）や提出物等（受講態度も含む）（30％程度）を総合して評価する。 ＜非対面授業に変更になった場合＞ 【期末試験】無、 全授業終了後に提出するポートフォリオ（50％）を中心に、アクセス状況、授業中で指示をした提出物などで履修態度（50％）を含め総合して評価する。 |
| テキスト | 主テキスト： ｢エキスパート栄養教育論」川田智恵子・村上 淳 編著（化学同人） 補助テキスト： 「管理栄養士・栄養士必携」（公社）日本栄養士会 編 （第一出版） |
| 参考文献 | その他、その都度提示する。 |
| 主な関連科目 | 応用栄養学、臨床栄養学、公衆栄養学 など |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了時には（10分程度）確保するように計画している。 その他オフィスアワーを中心として求めに応じ適時応対の予定 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 健康科学部健康栄養学科（栄養教育論） | FHNU30302 | 2017～2019 | 2･3･4 |