授業コード 64003400 クラス
科目名 応用栄養学Ⅲ 単位数 2
担当者 山内 有信 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 応用栄養学Ⅲ(Applied Nutrition Ⅲ)
授業の概要 「応用栄養学Ⅱ」に続き、あらゆるライフステージにある人々の健康維持・増進を図るための栄養管理の基本として、成人期、更年期、高齢期の生理的特徴や栄養学的特徴と注意点、栄養アセスメント等を学びます。とくに、近年の高齢化社会を踏まえ、成人期および高齢期においての生活習慣病予防や介護予防も視野に入れた栄養と健康の関係や、食事摂取基準について、「臨床栄養学」と関連付けながら学びます。また、スポーツ栄養学のほか、災害時の栄養配慮の概略等についても触れます。
学習の到達目標 ①成人期、更年期、高齢期の特性を理解し、適切な栄養アセスメントと栄養ケアについて説明できるようになる。
②運動時、ストレス、特殊環境下の生理応答と栄養、災害時の栄養について説明できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス、加齢・老化の生理
第2回 成人期の生理的特徴・肥満と生活習慣病
第3回 生活習慣病予防と食生活
第4回 成人期の健康問題の現状
第5回 成人期の健康問題に対する総合的ケアの基本
第6回 更年期の特徴とケア
第7回 高齢期の生理的特徴と精神的変化
第8回 高齢期の栄養アセスメントと栄養ケアの基本
第9回 高齢期の問題点と対策
第10回 ライフステージ別栄養のまとめ
第11回 運動時の生理的特徴と健康
第12回 運動とエネルギー代謝
第13回 運動時の栄養ケア
第14回 競技力と食事
第15回 ストレス・特殊環境と栄養(災害時を含む)
授業外学習の課題 予習として,事前に授業が行われる予定範囲に目を通し,分かりにくい(授業でしっかり説明を聞く必要があると感じた)箇所に線を引いたうえでノートに書き出しておくこと。また,分からない・知らない単語についても,ノートに書き出して事前に調べておくこと(目安30分)。
復習として,再度テキスト等に目を通すと同時に,国家試験過去問題等の関連範囲を解き,その解答解説をノートにまとめること。
履修上の注意事項 ・Moodleを介したオンデマンド型で実施します。毎回の授業は,「配布資料」「授業説明動画」「課題ワークシート」で構成します。
・正規の授業時間から稼働するMoodleの出席モジュールでの出席申告が24時間以内に必要です。ただし,諸事情によって正規の時間に受講できなかったことの申告があれば,正規授業時刻から72時間以内に課題提出の記録を確認したうえで出席とみなします。
・授業説明動画を閲覧する前に配布資料をプリントアウトまたは別端末で閲覧できるようにしておくこと。
・授業説明動画は,aiphaアカウントに限定共有したGoogleドライブを経由しますので,必ずalphaアカウントでログインしてください。
成績評価の方法・基準 15回の授業のうち2/3以上の出席者を評価対象とする。
期末試験をMoodleのテスト機能を使って第15回の授業とは別に期間等を指定して実施します。期末試験(100%)を基礎点としてうえで,全員の期末試験における粗点の誤差ならびに指定した回の課題の評点を加算して評価粗点とする。
さらに,評価粗点の分布や毎回の課題の提出等を加味して係数等でもって一律の微調整を行ったうえで最終評価とする。
テキスト 発刊予定:上西一弘・栢下淳 編:『栄養科学イラストレイテッド 応用栄養学 第2版』(羊土社)
発刊予定:『日本人の食事摂取基準(2020年版)』縮刷版(第一出版)
発刊予測:「日本人の食事摂取基準(2020年版)の実践・運用」
参考文献 発刊予定:『応用栄養学(第11版)ライフステージからみた人間栄養学』(医歯薬出版)
林正健二 編者『解剖生理学』(メディカ出版)
山内有信 編著『かんたん栄養学 第3版』(三恵社)
本田佳子 他編『栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 疾患別編 改訂第2版』(羊土社)
主な関連科目 解剖生理学、基礎栄養学、応用栄養学Ⅰ、応用栄養学Ⅱ、公衆栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、給食経営管理論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後に直接またはメールにて質問・相談に応じます。
小テストまたは中間テストについては,回収後その場で解説します。
期末試験については,総評を一斉送信します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(応用栄養学) FHNU30203 2017~2018 3・4