授業コード | 64003300 | クラス | |
科目名 | 応用栄養学Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 山内 有信 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 応用栄養学Ⅱ(Applied Nutrition Ⅱ) |
授業の概要 | 応用栄養学、とくにライフステージ別栄養学は、「生理学」「生化学」「食品学」等の専門基礎分野に加え、専門分野に属する「基礎栄養学」等の知識を土台とします。そのうえで、妊娠や発育、加齢など人体の構造や機能の変化に伴う栄養状態等の変化について十分理解し、あらゆるライフステージにある人々の健康維持・増進を図るための栄養管理の在り方を学びます。また、応用栄養学は「栄養教育」「公衆栄養活動」「臨床栄養」へ繋ぐための基礎となる科目です。「応用栄養学Ⅱ」では、妊娠・授乳期および乳児期から成長期までの生理的特徴や栄養学的特徴、栄養アセスメント、食事摂取基準の詳細と栄養管理等における注意点について学びます。 |
学習の到達目標 | 妊娠・授乳期、新生児期・乳児期、幼児期、学童期・思春期の特性を理解し、適切な栄養管理について説明できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 成長・発達、加齢(老化)、ライフサイクルの概念 |
第2回 | 妊娠期の特性 | |
第3回 | 妊娠期の栄養特性と栄養管理の基本 | |
第4回 | 妊娠期の問題点と栄養管理-Ⅰ(つわり・悪阻,肥満・やせ,貧血) | |
第5回 | 妊娠期の問題点と栄養管理-Ⅱ(妊娠高血圧症候群,高血糖) | |
第6回 | 授乳期・産褥期の特徴と栄養管理 | |
第7回 | 妊娠期および授乳期・産褥期のまとめ | |
第8回 | 新生児期・乳児期の成長・発達特性 | |
第9回 | 新生児期・乳児期の栄養上の特徴・栄養アセスメントと栄養ケアの基本 | |
第10回 | 離乳基準および新生児期・乳児期の問題点と栄養管理 | |
第11回 | 新生児期・乳児期のまとめ 成長期(幼児期,学童期,思春期)の生理的特徴 |
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第12回 | 成長期の栄養管理 | |
第13回 | 成長期の栄養問題 | |
第14回 | こころと栄養 | |
第15回 | 成長期における適切な栄養状態の維持,疾病予防,健康の維持増進 |
授業外学習の課題 | 予習として,事前に授業が行われる予定範囲に目を通し,分かりにくい(授業でしっかり説明を聞く必要があると感じた)箇所に線を引いたうえでノートに書き出しておくこと。また,分からない・知らない単語についても,ノートに書き出して事前に調べておくこと(目安30分)。 復習として,再度テキスト等に目を通すと同時に,国家試験過去問題等の関連範囲を解き,その解答解説をノートにまとめること。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】有 【非対面授業】無 各自感染防止・感染拡散防止を徹底すること。 特別な事情がない限り,授業中の私語,途中退出,スマホ操作等は禁止します。とくに,私語については,状況によっては「周囲の受講生の授業を受ける権利の侵害」として退室を求めるとともに,相応のペナルティーを課します。 <非対面授業に変更になった場合> 同時双方向:無,オンデマンド:有 ・Moodleを介したオンデマンド型で実施します。毎回の授業は,「配布資料」「授業説明動画」「課題ワークシート」で構成します。 ・正規の授業時間から稼働するMoodleの出席モジュールでの出席申告が24時間以内に必要です。ただし,諸事情によって正規の時間に受講できなかったことの申告があれば,正規授業時刻から72時間以内に課題提出の記録を確認したうえで出席とみなします。 ・授業説明動画を閲覧する前に配布資料をプリントアウトまたは別端末で閲覧できるようにしておくこと。 ・授業説明動画は,aiphaアカウントに限定共有したGoogleドライブを経由しますので,必ずalphaアカウントでログインしてください。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】有・対面 15回の授業のうち2/3以上の出席者を評価対象とする。 期末試験(100%)を基礎点としてうえで,全員の期末試験における粗点の誤差と数回の小テストや提出物等の得点を加算して評価粗点とする。 さらに,評価粗点の分布や評価粗点低得点者の授業への参加態度等を加味して係数等でもって一律の微調整を行ったうえで最終評価とする。 <非対面授業に変更になった場合> 【期末試験】有・非対面 Moodleのテスト機能を使って実施する。但し,受験資格ならびに評価基準に変更はない。 |
テキスト | 発刊予定:上西一弘・栢下淳 編:『栄養科学イラストレイテッド 応用栄養学 第2版』(羊土社) 発刊予定:『日本人の食事摂取基準(2020年版)』縮刷版(第一出版) 発刊予測:「日本人の食事摂取基準(2020年版)の実践・運用」 |
参考文献 | 発刊予定:『応用栄養学(第11版)ライフステージからみた人間栄養学』(医歯薬出版) 薗田勝 編『栄養科学イラストレイテッド 生化学 第3版』(羊土社) 山内有信 編著『かんたん栄養学 第3版』(三恵社) 本田佳子 他編『栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 基礎編 改訂第2版』(羊土社) 林正健二 編者『解剖生理学』(メディカ出版) |
主な関連科目 | 解剖生理学、基礎栄養学、応用栄養学Ⅰ、応用栄養学Ⅲ、公衆栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、給食経営管理論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業後に直接またはメールにて質問・相談に応じます。 小テストまたは中間テストについては,回収後その場で解説します。 期末試験については,総評を一斉送信します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部健康栄養学科(応用栄養学) | FHNU30202 | 2017~2019 | 2・3・4 |