授業コード 64002501 クラス 01
科目名 食品衛生学実験 単位数 1
担当者 新田 由美子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 食品衛生学実験 Experiments on the Food Hygienics
授業の概要 食品の変質、食中毒、食品添加物などについて、食品衛生学で学んだ事項の理解度を確認します。その上で、理化学実験および食品微生物学実験を通じ、食品の安全性と衛生管理に係る理解を深めます。
理化学実験では、水質試験検査や食品の鮮度測定、食品中の食品添加物(発色剤、保存料等)の検出を行います。
微生物学実験では、滅菌法の基本操作と微生物培養の基礎実験操作、さらに、食材から摘出した検体の同定を行います。
学習の到達目標 HACCPに準拠した衛生管理の重要性を習得します。身近な食材を取扱いながら、衛生環境整備の方法を修得します。
授業計画 第1回 食品衛生に係る今日的課題(食品衛生学の第15回講義レポート)を整理する。
第2回 衛生管理の方法と評価(アレルゲンとしての手袋、顕微鏡操作)。
ルミテスターを使ってみる(生化学的原理の理解)。
第3回 カキの衛生管理(カキの解剖、加熱殺菌、滅菌操作)。ルミテスターによる器具の衛生管理。
第4回 食品添加物の評価(種類、機能と毒性。阿部司氏のDVD視聴)。ルミテスターによる器具の衛生管理。
第5回 食品添加物の評価(食品衛生学の課題レポート「食品添加物調査」を用いた添加物整理、添加物使用問題の発掘、発表)。ルミテスターによる器具の衛生管理。
第6回 HACCP開発(ショコラミルでチョコレート等を提供する場合の、食品衛生学的問題点の発掘とHACCPプロトコール作成)。ルミテスターによる器具の衛生管理。
第7回 水質検査と評価(pH, 臭気・味・色度, 重金属, 塩化物イオン濃度, 亜硝酸, 有機物)。ルミテスターによる器具の衛生管理。
第8回 食品衛生管理のまとめ(ルミテスターによる自主管理の評価)。
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
授業外学習の課題 毎回の実験レポート作成。
履修上の注意事項 白衣を各自で準備してください。
大学ノート(A4サイズ、1冊)を各自で持参してください。
食品衛生学の課題レポート(食品添加物調査)を各自で準備してください(グループ人数分)。

出席確認は、online授業についてはShudo Moodleで行います。
対面授業の出席確認は、自己健康管理・行動確認表をもとに保健室の判断に従って行います。
成績評価の方法・基準 実験レポート、大学ノート(100%)。実験レポートは自筆のものを提出してください。
テキスト 後藤政幸(編)Nブックス 実験シリーズ 食品衛生学実験 建帛社
参考文献 随時、紹介します。
主な関連科目 食品衛生学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時、対応します。
添付ファイル 授業外学習の課題レポート衛生学実験.pdf 説明
URLリンク 食品添加物一覧

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(食べ物と健康) FHNU20308 2017~2019 2・3・4