授業コード | 64000800 | クラス | |
科目名 | 地域包括ケア論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 酒元 誠治 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 地域包括ケア論(Regional inclusive care) |
授業の概要 | 高齢化社会を迎えた今日、在宅高齢者を介護状態に陥らせないための介護予防施策は重要ですが、在宅介護者の中には医療的配慮が必要な者が多く存在していることも事実であり、在宅における保健・医療・看護・介護を一連のものとして捉える必要があります。そこで、介護予防の考え方に加えて、地域包括ケアの基本概念、在宅における療養や介護を行う上での仕組みと法的枠組み、在宅で生活する療養者を包括的にケアするシステムと援助方法、多職種間の連携等について、保健所における20年余の勤務経験を活かした授業を行います。 |
学習の到達目標 | ・栄養・運動・ストレスマネジメントの技法を用いた、介護予防に関する方法論とその実践方法を理解する。 ・地域包括ケアにおける多職種間連携とその実践についての理解を深める。 ・「一億総活躍社会」と「生涯現役社会」の実現における高齢者の役割についての理解を深める。 |
授業計画 | 第1回 | 授業評価と資料をアップするlecサーバーへの入り方についての説明。 わが国における高齢者の現況と課題 |
第2回 | 介護保険法について | |
第3回 | 高齢者の医療の確保に関する法律について | |
第4回 | 医療および福祉関連法規について | |
第5回 | 地域包括ケアシステムにおける「すまいとすまい方」「生活支援・福祉サービス」 | |
第6回 | 地域包括ケアシステムにおける「医療と看護」「介護・リハビリテーション」「保健・予防」 | |
第7回 | 地域包括ケアシステムにおける「自助・互助、共助・互助」 | |
第8回 | 地域包括ケアシステムの構築と地域ケア会議 | |
第9回 | 予防給付の見直しと地域支援事業の充実 | |
第10回 | 地域包括ケアシステムのまとめ | |
第11回 | (事例紹介)在宅高齢者の栄養アセスメントと食生活の実態 | |
第12回 | (事例紹介)在宅高齢者の健康・栄養調査から見た介護予防策 | |
第13回 | (事例紹介)配食サービスによる栄養改善 | |
第14回 | (事例紹介)食介入による栄養改善事例 | |
第15回 | 「一億総活躍社会」と「生涯現役社会」の実現に向けて |
授業外学習の課題 | ネット上で閲覧することができる市町村の事例を事前学習として閲覧し、自分の意見をまとめた状態で授業に臨むこと。 |
履修上の注意事項 | 介護福祉分野への就職希望の有無にかかわらず、管理栄養士養成施設を卒業する学生としての知識と教養を有した学生に単位を与えます。 Web授業中には小テストを用いた出席確認をランダムに行います.出席回数は10回以上であることが単位認定の必要条件です。 |
成績評価の方法・基準 | Web授業であるため,課題への回答等で評価(評価の比重50%程度)を行います. 期末時には、地域包括ケア全般に関する知識と理解度を問うレポートを課します(評価の比重50%程度)。 |
テキスト | 厚生労働省の会議資料を中心に、ダウンロードした資料やPDF化された論文を使った解説を行います。 |
参考文献 | 法律に関しては、ネット上にあるものをダウンロードして用います。 |
主な関連科目 | 公衆栄養学Ⅰ、公衆栄養学Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
疑問が生じた時にはssakemot@alpha.shudo-u.ac.jp宛のメールによる質問で対応 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) | FHNU20104 | 2017~2018 | 3・4 |