授業コード | 63006107 | クラス | 07 |
科目名 | 卒業論文 | 単位数 | 4 |
担当者 | 古満 伊里 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 卒業論文 Psychology B. A. Study |
授業の概要 | 心理学科での4年間の学びの集大成として卒業論文を執筆します。卒業論文の要件としては,1.リサーチ・クエッションや方法論にオリジナリティがあること,2.リサーチ・クエッションや仮説構成に至るまでに適切な文献レビューがなされていること,3.実験や調査によって得られた実証的データに基づいて仮説検証がなされていること,4.学術雑誌に投稿可能な形式を備えていることの4点があげられます。 |
学習の到達目標 | 日本心理学会による「執筆・投稿の手引」の基づいた心理学論文を完成する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス-卒業研究の要件 以下の予定は調査・実験研究を想定したものであり,レビュー論文の執筆を選択した場合は,若干異なる内容となります。ただし「データ収集」を「文献収集」,「統計処理を施したデータ」を「文献読解」と読み替えることでタイムスケジュールの想定が可能になるでしょう。 |
第2回 | 各自のリサーチ・クエッションに関するディスカッション | |
第3回 | 研究テーマ確定のための文献レビューの方法について | |
第4回 | 研究テーマ確定のための文献レビュー(レジュメによる発表)1(第1グループによる発表と討議) | |
第5回 | 研究テーマ確定のための文献レビュー(レジュメによる発表)2(第2グループによる発表と討議) | |
第6回 | 研究テーマ確定のための文献レビュー(レジュメによる発表)3(第3グループによる発表と討議) | |
第7回 | 研究テーマの確定と方法論を含めた研究計画書の準備 | |
第8回 | 研究テーマの確定と方法論を含めた研究計画書の作成 | |
第9回 | 研究計画の発表とその妥当性に関するディスカッション1(第1グループによる発表と討議) | |
第10回 | 研究計画の発表とその妥当性に関するディスカッション2(第2グループによる発表と討議) | |
第11回 | 研究計画の発表とその妥当性に関するディスカッション3(第3グループによる発表と討議) | |
第12回 | 研究計画の確定(研究計画書最終稿の提出)ならびに実験・調査の準備1 | |
第13回 | 研究計画の確定(研究計画書最終稿の提出)ならびに実験・調査の準備2 | |
第14回 | 予備実験・予備調査の結果を元に方法論の再検討 | |
第15回 | 第1回「方法」原稿提出,これまでのまとめと夏期休暇中のタイムスケジュールの確認 | |
第16回 | 第1回目「序論」原稿提出,実験・調査の実施1,データ整理 | |
第17回 | 第2回目「方法」原稿提出,実験・調査の実施2,データ整理 | |
第18回 | 第2回目「序論」原稿提出,実験・調査の実施3,データ整理 | |
第19回 | 実験・調査の実施4,データ整理 | |
第20回 | データの統計解析結果の発表1,講評 | |
第21回 | データの統計解析結果の発表2,講評 | |
第22回 | 第1回目「結果」原稿の提出 | |
第23回 | 第1回目「考察」原稿の提出 | |
第24回 | 第2回目「結果」原稿の提出 | |
第25回 | 第2回目「考察」原稿の提出 | |
第26回 | 第1回目「完成原稿」及び「レジュメ用原稿」の提出 | |
第27回 | 第2回目「完成原稿」及び「レジュメ用原稿」の提出 | |
第28回 | 口頭試問用発表資料(パワーポイント)の作成1-構成を考える | |
第29回 | 口頭試問用発表資料(パワーポイント)の作成2-見栄えをよくする | |
第30回 | パワーポイントによる口頭試問並びに講評 |
授業外学習の課題 | 各自の研究テーマに応じて,文献調査,研究計画の立案,実験・調査の実施,データ分析,論文執筆が段階的になされます。各回の発表準備には少なくとも5時間は必要です。年間・月間・週間の各タイムスケジュールをしっかりと立て,常にスケジュールを意識しながら作業を進めて下さい。 |
履修上の注意事項 | 1.この授業は集中講義となっていますが,特定の期間に開講されるものではなく,各履修者による研究の進捗状況に応じて不定期に個人指導を行います。したがって,面談の要ある際は,あらかじめ電子メールでアポイントメントを取ってください。前期においてZoomによる面談を実施しましたが、後期は対面で実施します。 2.論文題目等の期限付きの提出物については案内や掲示に注意し,期限を順守して下さい。 3.提出された原稿については,随時コメントとともに返却します。最終原稿の提出まで各自で保管してください。 |
成績評価の方法・基準 | 提出論文の完成度(80%)ならびに口頭試問の内容(20%)によって総合的に評価します。論文は日本心理学会による「執筆・投稿の手引」に従って執筆されていなければなりません。また口頭試問では,自らの研究内容を短時間で他者に理解してもらうための工夫が必要です。さらに口頭試問においては,他者の発表に対してのコメント力も評価対象とします。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 個人の研究テーマに応じて適宜指示します。 |
主な関連科目 | 演習Ⅲ・Ⅳ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.研究遂行に必要な質問・相談は随時受け付けます。予めe-mailによってアポイントメントをお取り下さい。 2.卒業論文の原稿は随時,電子メールに添付して送付してください。推敲ののち返却します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37307 | 2017~2017 | 4 |