授業コード | 63006103 | クラス | 03 |
科目名 | 卒業論文 | 単位数 | 4 |
担当者 | 中西 大輔 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 社会心理学卒業論文指導 |
授業の概要 | 卒業論文執筆に必要な指導を行う。実験、調査、コンピュータ・シミュレーション等を実施し、データ分析を行って卒業論文を執筆する。 オリジナリティのある研究であること、データ処理が適切であること、十分な文献レビューがなされていることが単位修得の必要条件となる。論文提出後、複数の教員による口頭試問を行う。また、成績評価は卒業論文の内容、口頭試問の結果等を踏まえ、心理学専攻教員による協議によって決定する。 |
学習の到達目標 | 日本心理学会の「心理学研究」の「執筆・投稿の手びき」に従った研究論文を執筆できる。 |
授業計画 | 第1回 | 研究テーマの決定 (1) 研究したい内容について議論する |
第2回 | 研究テーマの決定 (2) 研究したい内容に関して文献レビューの方針を立てる | |
第3回 | 文献レビュー (1) 文献をレビューした内容を報告する | |
第4回 | 文献レビュー (2) 1回目の文献レビューに基づき、さらに関連する文献を検索する | |
第5回 | 文献レビュー (3) これまでの文献レビューの結果から問題点を絞り込む | |
第6回 | 文献レビューのまとめ | |
第7回 | 実験・調査計画立案 (1) 文献レビューの結果に基づき、研究方法を選定する | |
第8回 | 実験・調査計画立案 (2) 実験ないし調査の案を議論する | |
第9回 | 実験・調査計画立案 (3) 2回目の議論に基づき、改善された実験・調査計画について議論する | |
第10回 | 実験・調査計画のまとめ | |
第11回 | 実験・調査マテリアルの作成 (1) 実験・調査結果に基づき、作成するべき実験・調査マテリアルについて議論する | |
第12回 | 実験・調査マテリアルの作成 (2) 1回目の議論に基づき、実験・調査マテリアルを作成する | |
第13回 | 実験・調査マテリアルの作成 (3) 作成された実験・調査マテリアルについて議論し、改善を行う | |
第14回 | 実験・調査マテリアルの作成のまとめ | |
第15回 | 中間報告: これまでの内容を振り返り、研究計画が妥当なものか確認する | |
第16回 | 実験・調査の実施 (1) プレ実験・プレ調査を行い、問題がないことを確認する | |
第17回 | 実験・調査の実施 (2) 本実験・本調査を行う (データ収集1) | |
第18回 | 実験・調査の実施 (3) 本実験・本調査を行う (データ収集2) | |
第19回 | 実験・調査の実施 (4) 本実験・本調査を行う (データ取集3) ※実験・調査データ収集にどの程度の期間かかるかは計画によるが、ここでは標準的なものとして3回分としてカウントする |
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第20回 | 実験・調査データ整理 (1) データ入力の確認 (クリーニング) の作業を行う | |
第21回 | 実験・調査データ整理 (2) 記述統計量を算出する | |
第22回 | 実験・調査データ分析 (1) 仮説に関連する分析を行う | |
第23回 | 実験・調査データ分析 (2) 図表を作成する | |
第24回 | 実験・調査データ分析 (3) 必要に応じて分析結果の妥当性を (複数の分析ツールを用いるなどして) 確認する | |
第25回 | 実験・調査データ分析 (4) データ分析結果をまとめる | |
第26回 | 実験・調査データ分析結果の考察 (1) 分析結果から仮説が支持されたかどうかなどの検討を行う | |
第27回 | 実験・調査データ分析結果の考察 (2) 分析結果から本研究の問題点を探る | |
第28回 | 論文執筆 (1) 方法、結果を記述する | |
第29回 | 論文執筆 (2) 目的、考察を記述する (必要に応じて文献レビューを追加する) | |
第30回 | 論文執筆 (3) 論文全体の整形作業を行う |
授業外学習の課題 | 先行研究論文のレビュー、データ分析、実験や調査の実施など。 (毎回90分程度の授業外学習が必要) |
履修上の注意事項 | 履修に当たっては必ず担当者の了解を取ること。 【変更】第1回目の内容はオンラインで行う。第2回目はMoodleでの課題をもってかえる (いずれもSlackを確認すること)。 前期はオンラインでの指導、後期は基本的に対面での指導を行うが、部分的にオンデマンドでの指導を行う可能性がある。 |
成績評価の方法・基準 | 研究テーマの理論的独創性や研究方法などを総合的に判断し、提出された卒業論文と発表を100%として評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 安藤清志・村田光二・沼崎誠『社会心理学研究入門 補訂新版』東京大学出版会 |
主な関連科目 | 演習III、演習IV (いずれも03クラス)、社会・集団・家族心理学、集団力学、進化心理学、実験社会心理学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
課題のフィードバックや質問、相談等はMoodle、https://daihiko.netのブログを用いて対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37307 | 2017~2017 | 4 |