授業コード | 63003300 | クラス | |
科目名 | 発達臨床心理学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 蓑﨑 浩史 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 発達臨床心理学(Developmental Clinical Psychology) |
授業の概要 | 虐待、発達障がい、不登校、うつ病、認知症など、ひとが発達していく過程のなかで、心理学的な理解や援助が求められるさまざまな問題が生じる。本講義では、その背景となる発達心理学的な課題と臨床心理学的な援助について学び、各発達段階における問題の特徴や発達段階に応じた援助のあり方について、理論と援助法の両面から理解を深める。講義では実務経験も活かしていく。 【実務経験内容:児童発達支援センター(旧知的障害児通園施設)、認定子ども園、市町村保健センター等における心理的アセスメント及び心理学的援助】 |
学習の到達目標 | 発達臨床心理学的な視点から問題をアセスメントするための知識とその方法を説明することができること、発達臨床心理学的な援助に関する基本的な方法を説明することができることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:発達臨床心理学とは |
第2回 | 心理的アセスメントの基本的理解 | |
第3回 | 発達臨床心理学的な援助の方法 | |
第4回 | 乳幼児期の特徴と課題 | |
第5回 | 乳幼児期における問題のアセスメントと援助 | |
第6回 | 児童期の特徴と課題 | |
第7回 | 児童期における問題のアセスメントと援助 | |
第8回 | 思春期の特徴と課題 | |
第9回 | 思春期における問題のアセスメントと援助 | |
第10回 | 成人期の特徴と課題 | |
第11回 | 成人期における問題のアセスメントと援助 | |
第12回 | 老年期の特徴と課題 | |
第13回 | 老年期における問題のアセスメントと援助 | |
第14回 | 予防的援助のあり方 | |
第15回 | 中間レポート課題・講評 |
授業外学習の課題 | <授業外学習に要する目安時間:全体で60時間程度> ・配布資料に基づいて毎回授業の復習を行うこと。 ・レポートを課すので、授業内で学んだことについて、自分なりの考察をまとめておくこと。 ・授業内で解消されなかった疑問点等については自分なりにも調べておくことが望ましい。 ・授業内で紹介した文献は図書館等で確認することが望ましい。 |
履修上の注意事項 | ・毎回の授業は配布資料と、内容の理解を促進するための動画配信によって行う。 ・毎回の出席はGoogleフォームを用いたリアクション・ペーパーの提出によって確認する。 (第15回目については、中間レポート課題の提出をもって出席を確認する) ・第15回目の授業内容については、中間レポート課題に代える。 (事前に課されたレポート課題を提出し、講評を確認すること) |
成績評価の方法・基準 | 授業への参加態度(15%)、リアクション・ペーパーの内容(25%)、中間レポート(20%)、期末試験(40%) 中間および最終レポート課題の内容については授業内で指示する。 |
テキスト | 資料を配布する。 |
参考文献 | ・臨床発達心理士認定運営機構(監修)『臨床発達心理学の基礎 』(ミネルヴァ書房) ・麻生 武・浜田寿美男(編著)『よくわかる臨床発達心理学 第4版 』(ミネルヴァ書房) ・長崎 勤ら(編著)『臨床発達心理学概論―発達支援の理論と実際 』(ミネルヴァ書房) |
主な関連科目 | 発達心理学、臨床心理学概論、心理学的支援法、心理的アセスメント、福祉心理学、障がい者(児)心理学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
リアクション・ペーパーに書かれた質問には、可能な限り授業内で回答する。 メールでも質問を受付ける。 中間レポート課題については、授業内で講評を行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27205 | 2017~2020 | 2・3・4 |
健康科学部心理学科(心理) | FHPS24006 | 2017~2019 | 2・3・4 |