授業コード 63002100 クラス
科目名 地域援助実践体験 単位数 4
担当者 志和 資朗 他 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 地域援助実践体験
授業の概要  この授業は、現場での実践体験を積むことで心理学の学びや自らのキャリア形成に資することを目的としている。健康科学部心理学科の提携施設のいずれかにおいて、実践体験施設職員の指導の下、乳幼児の養育支援や、養育環境に恵まれないあるいは発達上の課題をかかえる児童・生徒の支援、学校不適応や非行少年・少女の相談相手となり、学習支援やレクリエーションの企画・実施等を通じたさまざまな支援を行うことにより、地域において心理学の知識を活かした実践活動の場を体験する。
<実践体験施設>
・広島市教育委員会少年サポートセンターひろしま
・児童養護施設広島修道院児童ホーム
・児童養護施設広島修道院きずなの家
・広島県立障害者リハビリテーションセンター
・認定子ども園サムエル未来子どもの園
・薬物乱用防止活動
・児童デイサービスぱるびしゃもん
・社会福祉法人広島光明学園
・グループホームひなたぼっこ
学習の到達目標 実践体験施設の設置目的と役割を理解し、具体的な支援ができるようになること。自他共に信頼し、他者の言葉に耳を傾け、他者の行動に関心を持って共感的な人間関係が構築できる。またこの授業での体験を自らのキャリア形成において活かすことができる。
授業計画 第1回 地域援助実践体験オリエンテーション
実践体験施設の紹介
実践体験施設の設置目的と役割
第2回 実践体験を行うにあたっての留意事項
守秘義務について
個人情報の保護について
第3回 子どもの成長・発達へのサポートのあり方
第4回 学校不適応児童生徒や非行少年へのサポートのあり方
第5回 実践体験施設での実践体験(1)
第6回 実践体験施設での実践体験(2)
第7回 実践体験施設での実践体験(3)
第8回 実践体験施設での実践体験(4)
第9回 実践体験施設での実践体験(5)
第10回 実践体験施設での実践体験(6)
第11回 実践体験施設での実践体験(7)
第12回 実践体験施設での実践体験(8)
第13回 実践体験の言語化(振り返り)
「活動報告書」の作成
第14回 実践体験の言語化(レポート作成)
「活動報告書」の作成
第15回 プレゼンテーション資料の作成

1月に「活動推進学期報告会」にて活動報告
授業外学習の課題 実践体験期間中は、Moodleシステムを使って、活動予定を記入し、日々の活動終了後は毎回「活動記録」に記入し、担当教員の指導を受けること。
ひとつの実践体験施設において160時間相当の活動に従事する(活動の準備や活動報告の記入の時間も含む)。
履修上の注意事項 1年次配当科目である「心理学概論Ⅰ」「心理学概論Ⅱ」「心理学研究法」および「心理調査概論」の中から2科目以上の単位を修得し、かつ1年次の総修得単位数が30単位以上でなければこの科目を履修できない。
1年次第1学期の「修大基礎講座」「初年次セミナー」の中でこの科目の履修のための説明を行う。
この科目の履修希望者は、希望する施設とその理由を記した書類を1年次第4学期に提出すること。
ひとつの実践体験施設において160時間相当の活動に従事する。
1年次から継続的に何らかのボランティア活動に従事していることが望ましい。
【重要】体験期間中に不測の事態が生じた場合には、速やかに担当教員に連絡し、その指示を仰ぐこと。
科目上必要な情報はMoodle上に掲示するので必ず確認すること。
実践体験施設での活動内容や活動時期について変更になる場合があるので、担当教員の指示にしたがうこと。
成績評価の方法・基準 実践体験活動への取り組み(50%)、活動報告書の内容(30%)、「活動報告会」におけるプレゼンテーション(20%)。
テキスト 適宜紹介する。
参考文献 実践体験施設に応じた参考文献や資料については適宜紹介する。
主な関連科目 心理学概論、心理学研究法、心理調査概論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
事前・事後の授業では随時質問を受け付ける。
実践体験中の質問・相談への対応はMoodleあるいはメールにて随時受け付ける。
活動内容に対する日々の個別的な質問や意見に対しては「Web活動記録」においてフィードバックする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部心理学科(専門基礎) FHPS23009 2017~2019 2・3・4