公開用ファイル(授業概要)

授業題目	環境ゼミナールa－食と農の地理学－ Special Course in Human Environmental Studies a -food and agriculture on Geography-
授業の概要	本ゼミでは，食や農業に関わる事象や問題を地理学的視点から分析する。私たちに身近な食や農業に関わる様々な事象や問題は，社会・経済・文化・自然的な側面において，すべて「地域」や「人間活動」に密接に関係している。本ゼミでは，地域的条件や空間的配置を明らかにする特徴をもつ地理学からこれらを捉えていく。　食や農業に関わる「なぜ・どうして」，「どのように」を解き明かしてみよう。食と農業に疑問や関心がある人は，一緒にその理由や仕組みを考えてみよう。　本授業では，食と農業の基礎を学ぶため書籍を要約し、そこから自分のテーマを絞り込んでいく。また，ゼミ生の発表に対してコメントをする力もつける。
学習の到達目標	研究成果のレポートを作成するため，文献収集・精読し，学術論文を読む力を養い、その内容をわかりやすく相手に伝えることができるようになる。

授業計画	第１回	以下の予定で進めるが，状況によって時間配分を変更することがある。１．ガイダンス
	第２回	２．研究テーマの検討
	第３回	３．要約の方法
	第４回	４．レジュメ作成①
	第５回	５．レジュメ作成②
	第６回	６．要約の発表とコメント①
	第７回	７．要約の発表とコメント②
	第８回	８．要約の発表とコメント③
	第９回	９．要約の発表とコメント④
	第１０回	10．研究テーマの提示
	第１１回	11. 各自のテーマ概要作成とコメント①
	第１２回	12．各自のテーマ概要作成とコメント②
	第１３回	13．文献の探し方
	第１４回	14．各自の研究概要のチェック①
	第１５回	15．各自の研究概要のチェック②

授業外学習の課題	自分の興味ある研究トピックについて，考えておく。また，各自興味あることを発表するために，主要地理学論文（地理学評論，人文地理，経済地理学年報，地理科学，東北地理）をある程度チェックし，学術論文の読みこなしをしておく。
履修上の注意事項	授業はzoomによるライブ授業と課題学習を併用する。要約する書籍（以下）は、送付する。日本農業市場学会（2019）『農産物・食品の市場と流通』筑波書房．
成績評価の方法・基準	ゼミでの積極的な発言・姿勢（50％），ゼミ発表・課題（50％）を総合して評価する。無断欠席を２回以上した者、欠席を４回以上した者、発表をしない者は評価はつかない。
テキスト	なし
参考文献	地理学評論，人文地理，東北地理，地理科学などの学術雑誌授業内で適宜指示する。
主な関連科目	環境地理学概論，地理学，地域環境論，環境と農林水産業，食料環境システム論
オフィスアワー及び質問・相談への対応	随時，受け付ける。

■カリキュラム情報