授業計画 |
第1回 |
講義ガイダンスとイントロダクション(統計に関する基礎事項) |
第2回 |
コンピュータの構造の解説とEXCELの基本的な操作 |
第3回 |
関数を用いたEXCELの操作①(グラフの作成と記述統計の計算) |
第4回 |
関数を用いたEXCELの操作②(条件文,データベース) |
第5回 |
課題授業(第1回) 日本の産業部門別(中分類)産出額,及び付加価値額に関する時系列データのデータベース作成. |
第6回 |
公的統計データに関する基礎事項とインターネットによる入手方法 |
第7回 |
エネルギーバランス表の読み方①(供給部門) |
第8回 |
エネルギーバランス表の読み方②(転換部門) |
第9回 |
エネルギーバランス表の読み方③(最終消費部門・CO2排出量) |
第10回 |
課題授業(第2回) これまでの授業で行ったデータ分析に基づくレポートの作成計画の作成(テーマ,分析に必要なデータ,及び分析手法の検討結果をまとめる). |
第11回 |
エネルギーバランス表データの時系列データ化 |
第12回 |
エネルギーバランス表データを用いた各種エネルギー指標の作成 |
第13回 |
グラフを用いたいエネルギーバランス表データの要約 |
第14回 |
記述統計を用いたいエネルギーバランス表データの要約 |
第15回 |
課題授業(第3回) 第2回課題授業の成果物に対するフィードバックの検討と改善の報告. |
授業外学習の課題 |
- 1回の講義につき4時間程度の予習・復習が求められる.授業外学修においては講義の内容の理解を深めるために予習・復習に十分な時間を充てること.
- 講義内容の理解を深めるには,参考文献を熟読することに加え,講義において実施したEXCELによる統計処理を自宅のパソコンなどで再現することも有益である.
- 講義や復習の中で生じる疑問は,講義終了の時間,オフィスアワー,Moodleのアンケート(コメントシート)を活用すること.
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履修上の注意事項 |
- 講義で説明する内容には連続性があるので,欠席せず積極的に講義に参加すること(講義への出席は当然だと考えている)
- 履修登録終了後,担当教員が履修者名簿を用いて受講生をMoodleに登録するが,タイミングの問題から履修登録を変更した学生の登録は行っていない.従って,Moodleを利用できないと分かった受講生は,その時点で速やかに担当教員に連絡すること.
- 受講生の理解に応じて講義の進捗を調整する.従って計画の一部が省略されるか,前後する場合もある.
- 本講義はパソコン(PC)を用いて実習を行うことから,PCに対する苦手意識を持つ者は克服しておくこと.講義で必要な操作については説明するが,不足するPCスキルは各自他の講義や授業外学習において補うこと.
- 第5回,10回,及び15回の講義内容は,課題授業とする.詳細は講義の中,及びMoodleで指示する.
- 上記講義回以外の講義はzoom(オンライン形式)で行う.
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成績評価の方法・基準 |
- 学習の到達目標に記載する事項の到達度について,講義内容の理解の到達度を確認した結果(60%)と,提出された課題等(40%)から測り,これを基に評価する.理解の到達度を確認する方法としてレポートを用いる(これが定期試験の代わりと考えて欲しい).レポートの詳細は,今後の授業,Moodleで案内する.
- レポートの評価は添付の評価基準に基づいて行う.レポート作成前には,必ず参考文献の書籍を一読するとともに,評価基準にも目を通しておくこと.評価基準は更新されることがあるが,その際は講義の中で案内する.
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テキスト |
講義時にレクチャーノートをMoodleから配布する |
参考文献 |
レポート作成について(レポートを作成する前に必ず目を通しておくこと)
- 木下 是雄(1994)「レポートの組み立て方」筑摩書房.
データ分析について:
- 縄田 和満(2020)「Excelによる統計入門(第4版)」,朝倉書店,http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-12243-5/
- 畑農鋭矢・水落正明(2017)「データ分析をマスターする12のレッスン」,有斐閣,356頁.
- 中村隆英・美添泰人・新家健精・豊田敬「経済統計入門第2版」,東京大学出版会,374頁.
- 伊藤公一朗(2017)「データ分析の力因果関係に迫る思考法」,光文社,284頁.
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主な関連科目 |
統計学入門,資源・エネルギー論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了時,オフィスアワー(火曜日5時限・第2研究棟1F)において,講義の質問に応ずる.またMoodleで行う授業アンケートも質問に活用してもらいたい. |