授業コード 50015100 クラス
科目名 廃棄物資源循環論 単位数 2
担当者 佐々木 緑 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 地域環境論
Regional Environment
授業の概要  本講義では、地域特有の自然環境と人間の営み(生活文化や産業)によって特徴づけられている地域環境について学習したうえで、そこで生じる環境問題と地域の対応や課題について理解する。
 具体的には世界に広がる多様な人々の暮らしを自然環境、人口分布や経済の偏りから理解しつつ、各地域の廃棄物問題、都市や農山村での問題、そして近年、顕著になっているさまざまな災害を事例に授業を進めていく。
学習の到達目標 ◆地域の多面性を理解しつつ、環境問題の背景と課題を考えることができる。
◆環境問題の捉え方を理解できる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 世界に広がる多様な地域(1)
第3回 世界に広がる多様な地域(2)
第4回 環境問題の捉え方
第5回 日本の廃棄物の現状
第6回 日本の廃棄物:処理施設をめぐる問題(1)
第7回 日本の廃棄物:処理施設をめぐる問題(2)
第8回 広島市における廃棄物処理
第9回 世界の廃棄物の現状
第10回 国境を超える廃棄物の問題
第11回 観光地における地域環境問題の事例紹介
第12回 日本の農山村の現状と課題
第13回 日本の農山村の現状と課題続き
第14回 災害と防災1:世界での現状
第15回 災害と防災2:東北大震災の被災地
授業外学習の課題  授業前後に以下の文献、資料に目を通しておくと,授業内容の理解が深まる。
①石 弘之(2002)『環境学の技法』東京大学出版会.
②岡田広行(2015)『被災弱者』岩波新書.
③増田寛也(2014)『地方消滅』中公新書.
④小田切徳美(2014)『農山村は消滅しない』岩波新書.
⑤環境省の廃棄物・リサイクル対策関連ホームページ
http://www.env.go.jp/recycle/
⑥環境省(2020)『環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』環境省.
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r02/index.html
履修上の注意事項 【対面授業】無し
【非対面授業】有り (同時双方向なし、課題研究なし)
授業は、すべてmoodleでのオンデマンド授業とする。
詳細は、moodleを参照のこと。

課題・小テストは、時間制限を設ける予定なので、必ずその指定された時間内にアクセスして行うこと。ただし、通信状況が一時的に良くない状況の学生を考慮し、時間は少し余裕をもって設定する予定である。課題等の期限を過ぎた、押し間違いなどへの個別対応は一切行わないので、余裕をもって取り組むこと。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無し
課題・小テスト(70%)、レポート(30%)を行い、総合して評価する。レポートを提出しない場合はX評価となる。期限を過ぎた提出は不可(十分に時間はとるため)。
テキスト 教科書は指定しない。
参考文献 各講義で適宜,参考文献をあげていく。
主な関連科目 環境地理学概論,環境と農林水産業,食料環境システム論、地理学、環境とライフスタイル
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メールにて質問・相談を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅰ) 2011~2016 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅰ) FHES24112 2017~2017 2・3・4