授業コード 50013000 クラス
科目名 マインド形成特殊実習(自然観察) 単位数 1
担当者 西村 仁志 他 履修期 後期夏季集中
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 自然解説実習  Field Practice for Nature Interpretation
授業の概要 「自然解説=インタープリテーション」は、自然公園やミュージアム、その他社会教育の現場で行われる、体験や地域性を重視した、楽しくて意義のある教育的なコミュニケーションのこと。1900年代の初めに米国の国立公園で始まり、現在は世界各地の自然公園やミュージアム、自然学校、エコツーリズムなどでインタープリテーション活動が展開されている。
この実習では「自然解説=インタープリテーション」の考え方と技法について2泊3日の合宿形式での体験実習と講義を通じて学ぶ。
学習の到達目標 1.インタープリテーションとは何かを説明できるようになること
2.自然資源・解説素材を把握・理解し、プログラムが作成できること
3.プログラムを実演し、フィードバックに基づく改良ができること
授業計画 第1回 ガイダンス:本実習の概要の説明
第2回 インタープリテーションの体験①
第3回 インタープリテーションの体験②
第4回 講義「インタープリテーションとは」
第5回 講義「インタープリテーションプログラム」
第6回 講義「自然資源・解説素材を知る」
第7回 フィールド調査
第8回 プログラム作成・準備①
第9回 プログラム作成・準備②
第10回 プログラム実演①
第11回 プログラムの練り直し①
第12回 プログラムの練り直し②
第13回 プログラム実演②
第14回 フィードバック・ふりかえり
第15回 まとめ
授業外学習の課題 日頃から身近な自然の営みに関心を持ち、対象物が「何を」・「何故」・「どのように」しているのかを観察してみよう。
履修上の注意事項 9月4日(金)~6日(日)の2泊3日、国立江田島青少年交流の家(江田島市)において対面での合宿実習を行う。実習科目のため受講定員を20名とするので、受講希望者はWEB抽選に参加すること。
事前および期間中は十分な体調管理をおこなうこと。また野外での活動のため、安全に関して慎重な行動が求められるために担当者の指示には必ず従うこと。
なお実習にあたっては、6月26日(金)12:20~(教室未定)にて実施説明を行うので、履修決定者は必ず参加すること。また宿泊食費(2泊7食分)、消耗品費等の自己負担(約5,000円)を7月に徴収する。

【追記】
Moodleにて実施説明のための要項を配布し、事前調査を実施します。
新型コロナウイルス感染防止のため、また実施予定施設より受け入れの制限が行われるなどの場合、実施の方法や日程、場所について変更することがあります。掲示や担当教員からの連絡に注意してください。
成績評価の方法・基準 実習における活動の状況(50%)、最終レポート(50%)
テキスト 使用しない。
参考文献 津村俊充、増田直広、古瀬浩史、小林 毅「インタープリター・トレーニング―自然・文化・人をつなぐインタープリテーションへのアプローチ」(ナカニシヤ出版)
キャサリーン・レニエ、ロン・ジマーマン他「インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック」(小学館)
主な関連科目 「入門特殊講義(自然観察方法論)」(17以前生は「マインド形成特殊講義(自然観察方法論)」)
「環境教育論」
「エコツーリズム論」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に質問に応じる。もしくは担当者宛メールにて対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(マインド形成科目) 2011~2016 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(マインド形成科目) FHES11173 2017~2017 1・2・3・4