授業コード 50006309 クラス 09
科目名 卒業研究 単位数 4
担当者 松川 太一 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 卒業論文の作成 Graduation Thesis Seminar
授業の概要 各自の研究テーマにもとづいた卒業研究について研究指導をおこなう。テーマ設定と論文の書き方について学んだうえで各自が研究を進めていく。社会学の視点から調査・研究する方法について指導をおこなうので、さまざまな人間と人間の関係(コミュニケーションやコミュニティなど)が主要な研究テーマとなる。
学習の到達目標 ・受講者自身の興味関心にもとづいて、適切な研究テーマを設定することができる。
・設定した研究テーマについて、文献収集や社会調査を通じて独自性のある研究ができる。
・計画的に卒業研究をおこない、最終的に研究成果を提出・発表することができる。
授業計画 第1回 【以下の授業計画は進行状況によって変化する可能性がある】
前期ガイダンス
第2回 研究をはじめる前に(1):研究するとは、何をすることか?
第3回 研究をはじめる前に(2):どこまでも事実に基づいて研究するために
第4回 研究をはじめる前に(3):どこまでも誠実に研究するために
第5回 図書館の使い方:文献検索ガイダンス
第6回 研究を進める(1):研究の流れ
第7回 研究を進める(2):小さなトピックを見つける
第8回 研究を進める(3):大きなテーマを見つける
第9回 研究を進める(4):問いを立て、答えを見とおす
第10回 研究を進める(5):事実が書かれた資料を探す
第11回 研究を進める(6):資料のなかからデータを集める
第12回 研究を進める(7):データに事実を語らせる
第13回 調査・研究計画の発表(1)
第14回 調査・研究計画の発表(2)
第15回 調査・研究計画の発表(3)
第16回 後期ガイダンス
第17回 研究の進行状況の発表と議論(1)
第18回 研究の進行状況の発表と議論(2)
第19回 卒業研究を書く(1):どこまでも誠実に書くために
第20回 卒業研究を書く(2):どこまでも論理的に書くために
第21回 卒業研究を書く(3):卒業研究の組み立て方を知る
第22回 研究の進行状況の発表と議論(3)
第23回 研究の進行状況の発表と議論(4)
第24回 卒業研究を書く(4):序論を書く
第25回 卒業研究を書く(5):本論を書く
第26回 卒業研究を書く(6):結論を書く
第27回 研究の進行状況の発表と議論(5)
第28回 研究の進行状況の発表と議論(6)
第29回 卒業論文を書く(7):形式を整え、提出する
第30回 卒業研究の提出
授業外学習の課題 文部科学省の省令(大学設置基準)では、単位修得には少なくとも授業時間の2~3倍の授業外学習を求めている。とりわけ卒業研究では、授業外の時間に研究を自主的に進めることが必要である。卒業研究における授業とは、各自の研究の進行状況について発表・議論し、今後の研究の進め方について意見をもらう場所だと考えてほしい。具体的には、下記をはじめとする授業外学習に取り組むこと。
・ノート等を熟読して復習すること。
・授業内容に関連する課題が出された時は取り組むこと。
・日常的に書籍、新聞記事、インターネット等から研究テーマについて情報を入手し、その情報を授業内容と関連づけて考える習慣を身につけること。
履修上の注意事項 ・資料配布等にMoodleを利用する予定である。
・諸事情により欠席する場合、事前に連絡すること。
成績評価の方法・基準 提出した卒業研究(70%)、授業への取り組み(30%)を総合的に評価する。
テキスト ・沼崎一郎, 2018,『はじめての研究レポート作成術』岩波書店.(岩波ジュニア新書, ISBN:9784005008650)900円+税
参考文献 随時、研究テーマに関連した文献を紹介する。
主な関連科目 環境ゼミナールa、環境ゼミナールb、環境社会調査、環境コミュニケーション入門、環境コミュニケーション論、環境NPO・NGO論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中、授業終了後、オフィスアワー(金曜日5時限)で対応する。
上記以外で対応が必要な場合は事前に連絡すること。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 2011~2016 4
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES47101 2017~2020 4