授業コード 42020000 クラス
科目名 社会システム科学Ⅱ 単位数 2
担当者 広谷 大助 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 数理計画法の社会システムへの応用(線形計画法から非線形計画法まで)
授業の概要 本授業では,社会システム科学I,IIを通して数理計画法の社会システムへの応用について学ぶ。社会システム科学IIでは社会システム科学Iの続きとしてまず,双対性と感度分析について説明する。その後,線形計画法の応用について説明し,最後に非線形計画問題について講義する。以上により,線形計画問題に対する双対性と感度分析を理解し,非線形計画問題を理解した上で,実際の社会システムに対する諸問題へ線形計画問題だけでなく非線形計画問題にも応用できるようにすることを目的とする。
授業は基本的にテキストに沿って行うが,テキスト外の内容も一部取り扱う。
学習の到達目標 線形計画問題に対する双対性と感度分析を理解し,非線形計画問題を理解した上で,実際の社会システムに対する諸問題へ線形計画問題だけでなく非線形計画問題にも応用できるようになる
授業計画 第1回 ガイダンス
社会システム科学Iの復習(1)
 数理計画法・線形計画法とは?
第2回 社会システム科学Iの復習(2)
 線形計画法における定式化及び解法
第3回 第4章 双対性と感度分析(1)
4.1 双対性
4.2 双対性の経済的解釈
第4回 第4章 双対性と感度分析(2)
4.3 感度分析
第5回 総合演習(1)
第6回 第5章 線形計画法(応用例)(1)
5.1 食品スーパーの購買問題
5.2 産業連関分析
第7回 第5章 線形計画法(応用例)(2)
5.3 ゲーム理論(1)
 鞍点が存在する場合(純粋戦略)
第8回 これまでのまとめ
第9回 中間試験および解説
対面でできない場合は中間試験に代わる中間レポートをこの時間内で行う
第10回 第5章 線形計画法(応用例)(3)
5.3 ゲーム理論(2)
 鞍点が存在しない場合(混合戦略)
第11回 第6章 非線形計画問題の最適化(1)
6.1 1変数関数の最適性の条件
第12回 第6章 非線形計画問題の最適化(2)
6.2 2変数関数の最適性の条件
第13回 第6章 非線形計画問題の最適化(3)
6.3 降下法
第14回 総合演習(2)
第15回 これまでのまとめ
授業外学習の課題 ほぼ毎回課題を出します。提出期限は基本的に次回講義時です。
履修上の注意事項 【対面授業】有(中間・期末試験のみ)【非対面授業】有(同時双方向:有、オンデマンド:有、課題研究:無)
毎週講義資料を配布します。
授業の進行具合によって上の授業計画は若干変更になる可能性があります。
社会システム科学IとIIは一体化した授業です。従って,社会システム科学Iを受講せずに社会システム科学IIを受講することは通常基本的に認めませんが,本年度に限り社会システム科学Iを受講しなくても本講義の受講を認めます。但し,社会システム科学Iの知識は習得しているとして授業を行いますので,受講をしていない学生は必ず関係講義のシステム科学入門Iの復習をしておいてください。
本講義は試験以外Microsoft Teamsを用いたオンライン講義(同時双方向・オンデマンド選択型)を行います。受講生は毎回同時双方向かオンデマンドかを選択することができます。オンデマンドの場合は同時双方向講義の録画・配布資料で指定された期日(講義日23:30)までに学修を行います。必要な資料は講義日前の週土曜日までに掲載します。
成績評価の方法・基準 【期末試験】有、対面
中間試験30%,期末試験40%,授業内演習,課題30%で評価します
<非対面授業に変更になった場合>
【期末試験】無
中間・期末共に試験をレポートに変えて評価します
テキスト 坂和,矢野,西崎共著,わかりやすい数理計画法,森北出版,2010年
参考文献
主な関連科目 社会システム科学Ⅰ,システム科学入門I
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問については講義終了後に対応します。または電子メールでも対応します。アドレスは講義内でお知らせします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部経済情報学科(B群) 2011~2016 3・4
経済科学部経済情報学科(B群) FEEI30212 2017~2018 3・4