授業コード 41023500 クラス
科目名 国際経済学Ⅰ 単位数 2
担当者 新宅 公志 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際経済学の基本「An introduction to international economics」
授業の概要 国際経済学は主に国際貿易と国際金融の二つについて考察する経済学の一分野です。
国際経済学Ⅰでは、両者に共通する基本的な性質を学ぶことで、それぞれを今後より深く理解していくうえでの基礎を身に付けます。
学習の到達目標 以下のことを目標とします。
1.国際経済問題について、体系的に理解するための足掛かりを構築する。
2.日本経済新聞や経済雑誌の記事を国際経済学のどのテーマと関連しているか把握できるようにする。
授業計画 第1回 ガイダンス / グローバリゼーションの定義と影響 / ロビンソン・クルーソーモデル
第2回 貿易の利益.1:交換の利益、パレート改善
第3回 貿易の利益.2:Variety拡大と国際技術移転
第4回 貿易障壁:貿易の重力モデル
第5回 グローバル経済のフェルミ推定.1:マクロ的アプローチ
第6回 グローバル経済のフェルミ推定.2:ミクロ的アプローチ
第7回 「財」市場とグローバル化.1:工程間分業と知識経済
第8回 中間試験と解説
第9回 「サービス」市場とグローバル化:知的財産権、国際観光
第10回 「金融」市場とグローバル化.1:国際投資の概要
第11回 「金融」市場とグローバル化.2:外国直接投資(FDI)を掘り下げる
第12回 「労働」市場とグローバル化.1:国際移民.1(世界)
第13回 「労働」市場とグローバル化.2:国際移民.2(日本)、オフショアリング
第14回 国際政治の国際経済への影響(国際政治 → 国際経済)
第15回 国際経済の国際政治への影響(国際経済 → 国際政治)/ まとめ
授業外学習の課題 講義で扱った練習問題を中心に配布したプリントを復習して下さい。
履修上の注意事項 ミクロ経済学・マクロ経済学の知識を使います。これらの知識を前提とはしませんが(講義中に説明します)、これらに関連する科目を履修してから本科目を履修すると理解がしやすいでしょう。

授業は以下の通り、全ての回について非対面の形式で行います。
・対面授業:無
・非対面授業:有(12回分:同時双方向、3回分:課題研究)
*課題研究の実施は、第3回, 第10回, 第11回の3回分です。

全ての回で、受講者には小テストへの解答とリアクション・コメントの提出をしてもらいます。
成績評価の方法・基準 以下の割合で評価します。
受講態度・リアクション・コメント:30%, 小テスト:70%
テキスト 特定のテキストは用いず、毎回講義資料を配布します。
参考文献 伊藤元重、2005、『ゼミナール国際経済入門(改訂第3版)』、日本経済新聞出版社。
石川城太・菊地徹・椋寛、2013、『国際経済学をつかむ(第2版)』、有斐閣。
橋本優子,小川英治 熊本 方雄、2007『国際金融論をつかむ』、有斐閣。
主な関連科目 国際経済学Ⅱ、国際経済学特論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問や相談は授業の前後またはリアクション・コメントにて受け付けます。
それ以外で、個別に連絡をする場合はE-mailで連絡して下さい。
学生のコメントへの返答や授業の総評をMoodleにアップロードします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2012~2016 2・3・4
商学部商学科(C2群) FCBS33208 2017~2020 3・4
経済科学部現代経済学科(B群) 2011~2016 2・3・4
経済科学部現代経済学科(B群) FECE20203 2017~2020 2・3・4
経済科学部経済情報学科(H群) 2011~2016 2・3・4
経済科学部経済情報学科(H群) FEEI20803 2017~2020 2・3・4
法学部法律学科 2013~2016 3・4
法学部法律学科 FLIP30310 2017~2017 3・4
法学部国際政治学科(C群) 2007~2016 3・4
法学部国際政治学科(C群) FLIP30303 2017~2017 3・4