授業コード | 41011000 | クラス | |
科目名 | 経済統計学Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 張 南 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 経済統計の応用方法 |
授業の概要 | 講義では主に数量的データの分析を通して、統計データの持つ情報を整理・認識・要約し、様々な意志決定に用いるための基礎的手法の解説を行います。図形や表を用いることは大変便利で強力なデータ要約の手段ですが、しばしば客観性や論理性に欠ける事があります。そこでデータの持つ情報を要約する各種の「統計量」も併せて統計的分析が行われます。講義では多くの事例を用いて、EViewsの使い方を紹介しながら、分析手法の説明に具体性を持たせるようにしたいと考えています。 |
学習の到達目標 | 経済統計の応用とその分析手法をよく身に付けることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | 概ね以下の順で講義を進める。 通貨と金融統計の見方:金融安定の観測とデータのギャップ |
第2回 | 金融取引の一般形態と各種の国内金融市場と国際金融市場の仕組み | |
第3回 | 通貨と金融統計の基本要素:基本単位、制度部門;金融取引項目の分類;フローとストック | |
第4回 | 資金循環統計の見方 | |
第5回 | 国際収支統計の見方 | |
第6回 | 国際投資ポジションの見方 | |
第7回 | 国際資金循環の概念と分析体系 | |
第8回 | Eviews入門Ⅰ:ワークファイルの作成 | |
第9回 | Eviews入門Ⅱ:関連統計量の計算 | |
第10回 | Eviewsによる回帰分析 | |
第11回 | Eviewsによる重回帰分析Ⅰ:モデルの推定 | |
第12回 | Eviewsによる重回帰分析Ⅱ:構造変化の検定 | |
第13回 | 資金循環分析モデルⅠ(推定) | |
第14回 | 資金循環分析モデルⅡ(検定・説明力) | |
第15回 | 資金循環分析モデルⅢ(AICによるモデル選択) |
授業外学習の課題 | ExcelやEViewsなどの統計処理ソフトの使い方を説明するが、授業以外の時間でも常に練習しておく必要がある。 |
履修上の注意事項 | 教科書は指定(下記)しますが、ノートを取ることは期末試験の準備の際有用です。講義中の私語はいけません。出席率は単位取得の条件の一つで、全15回の講義の中最低10回の出席は必要条件です。 授業全体を通して、アクセス状況、課題提出を重視します。 授業は第1回から第7回までMoodleで行いますが、第8回から第15回まで教室で実施します。 小テストやレポート課題などを実施し、レポートについては授業中に指示します。 |
成績評価の方法・基準 | 実施する小テスト(60点)、②2回のレポート課題(40点)で評価をします。 |
テキスト | 特に指定しないが、毎回プリントを配る。 |
参考文献 | 中村洋一『SNA統計入門』日本経済新聞社 中村・新家ほか『経済統計入門 第2版』東京大学出版会 作間逸雄『経済統計学』有斐閣 宮沢健一『産業連関分析入門』日本経済新聞社 斎藤清『経済・経営・会計系のグラフィックシステム』晃洋書房 泉・木下ほか編『経済統計学の現代化』晃洋書房 縄田和満『EViewsによる計量経済分析入門』朝倉書店 張南『ケースで身につく統計学』中央経済社,2017 |
主な関連科目 | 計量経済学、統計学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談があれば、授業後にも聞いてください。 或いは、以下の時間と場所へ来て下さい。 時間:毎週金曜日16:30時から17:30時まで 場所:第2研究棟408室 試験・レポート課題・小テストのフィードバック:試験・テストの後、模範解答を行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部経営学科(C群) | - | 2012~2016 | 3・4 |
商学部経営学科(C2群) | FCBA33209 | 2017~2020 | 3・4 |
経済科学部現代経済学科(F群) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(F群) | FECE20605 | 2017~2020 | 2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(F群) | FEEI20608 | 2017~2020 | 2・3・4 |