授業コード 41010500 クラス
科目名 経済統計学Ⅰ 単位数 2
担当者 張 南 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経済統計の見方と使い方
授業の概要 日本経済の景気問題や経済社会の構造変化を、最新の記事や統計データを用いながら、多角的に考える。併せて、国民経済計算の考え方と基礎概念について学ぶ。
具体的には、人口と経済の構造変化、景気問題などを取り上げて、Excelを使いながら、SNAの見方や経済統計の見方と使い方と作り方などを考える。
学習の到達目標 経済統計に関連するマスコミの記事・報道における統計的手法についてはその意味が理解できることを目標とする。
授業計画 第1回 概ね以下の順で講義を進める。
ガイダンス:経済統計学とは何か
第2回 統計調査論:統計調査の手順,経済統計の種類,調査の方法
第3回 人口統計(静態統計と動態統計)
第4回 人口の移動と推計
第5回 人口の推計と労働力人口
第6回 経済循環の基本概念とSNA構造
第7回 SNA体系(簡単な国民勘定と行列表示
第8回 産業連関表の基本構造と主要集計量の見方
第9回 産業連関分析1:投入係数の計算
第10回 産業連関分析2:波及効果の計算
第11回 産業連関分析3:波及効果のシミュレーション
第12回 GDP統計と構成項目の見方
第13回 経済変動の分析1
寄与度・寄与率・対前期変化率・平均変化率
第14回 経済変動の分析2
物価指数と数量指数
第15回 まとめ
授業外学習の課題 ExcelやEViewsなどの統計処理ソフトの使い方を説明するが、
授業以外の時間でも常に練習しておく必要がある。
履修上の注意事項 経済学の知識は必須ではないが、知っているほうが望ましい。経済統計学を習うとき、統計学の基礎知識が必要なので、まず、統計学の一般方法論を受講してください。

【修正】第14回目の講義については、確認テスト(60分)及び試験の解説などのフィードバック(30)とする。
成績評価の方法・基準 試験による判定。必要に応じて、レポートを課す場合もある。レポートを課す場合、試験70%、レポート30%で評価する。
テキスト 特に指定しないが、毎回プリントを配る。
参考文献 中村洋一『SNA統計入門』日本経済新聞社
中村・新家ほか『経済統計入門 第2版』東京大学出版会
作間逸雄『経済統計学』有斐閣
宮沢健一『産業連関分析入門』日本経済新聞社
斎藤清『経済・経営・会計系のグラフィックシステム』晃洋書房
泉・木下ほか編『経済統計学の現代化』晃洋書房
縄田和満『EViewsによる計量経済分析入門』朝倉書店
張南『ケースで身につく統計学』中央経済社,2017
主な関連科目 統計学・計量経済学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談があれば、授業後にも聞いてください。
或いは、以下の時間と場所へ来て下さい。
時間:毎週金曜日16:30時から17:30時まで
場所:第2研究棟408室
試験・レポート課題・小テストのフィードバック:試験・テストの後、模範解答を行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部経営学科(C群) 2012~2016 3・4
商学部経営学科(C2群) FCBA33208 2017~2020 3・4
経済科学部現代経済学科(F群) 2011~2016 2・3・4
経済科学部現代経済学科(F群) FECE20604 2017~2020 2・3・4
経済科学部経済情報学科(F群) FEEI20607 2017~2020 2・3・4