授業コード 40008500 クラス
科目名 特殊講義(デザイン思考) 単位数 2
担当者 佐藤 達男 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 デザイン思考 Design Thinking
授業の概要 近年の社会や企業活動における問題の多くは、さまざま要素が複雑に絡み、正解は決してひとつではなく、多様な考え方を受け入れながら解決していかなければならない。デザイン思考は、このような問題を解決するアイデアを生み出し、イノベーションを起こす有効なアプローチとして注目されている。
本授業は、「問題発見」と「問題解決」のプロセスをワークショップを通じて体験することによって、デザイン思考の基本的な考え方を理解し、実践で活用できることを目的とする。

今年度は、オンライン上でコラボレーションツールを活用したグループワークを実施する。

【実務経験内容】民間のIT企業でシステムデザインに携わっていた経験を踏まえて授業を進めていく。
学習の到達目標 デザイン思考の基本的な考え方を理解する。
効果的なグループワークを実践することができる。
デザイン思考の手法を使って問題解決を実践することができる。
授業計画 第1回 デザイン思考入門(1):デザイン思考とは①
第2回 デザイン思考入門(2):デザイン思考とは②
第3回 デザイン思考入門(3):共感
第4回 デザイン思考入門(4:問題定義
第5回 デザイン思考入門(5):創造
第6回 デザイン思考入門(6):プロトタイピング
第7回 デザイン思考入門(7):テスト
第8回 プレゼンテーション1(成果発表)
第9回 デザイン思考ワークショップ(1)共感・問題定義①
第10回 デザイン思考ワークショップ(2)共感・問題定義②
第11回 デザイン思考ワークショップ(3)創造・プロトタイピング①
第12回 デザイン思考ワークショップ(4)創造・プロトタイピング②
第13回 デザイン思考ワークショップ(5)創造・プロトタイピング③
第14回 デザイン思考ワークショップ(6)テスト
第15回 プレゼンテーション2(成果発表)
授業外学習の課題 必要に応じて課題を提示する。課題は最低1時間の学習時間を必要とする。
(提出された課題は授業の中で議論·講評する)
グループワークで授業外で準備・検討などが必要な場合は、グループ内で調整して積極的に取り組むこと。
履修上の注意事項 【対面授業】無 【非対面授業】有(オンライン同時双方向)
本授業はオンライン画面上で、デジタルコミュニケーションツールを活用したリアルタイムのグループワークを実施する。学生には積極的にワークに取り組む姿勢と具体的な成果を要求する。最新ツールを使った授業形態となるため、履修に際しては以下の制約条件に十分注意すること。

【受講環境・機器について】パソコンもしくはタブレット端末+Wifiでの受講を必須とする(スマホによる受講はツールを使ったワークが効率的に行えないため不可とする)。また、グループワークでは会話によるディスカッションが必須なので、声が出せる場所で受講すること。オンラインツールを同時に複数使用するため機器への負荷が高くなり、電力消費量が多くなるので電源を確保すること。

【履修者数の制限について】指導および設備等の理由により履修人数制限を設ける。履修希望者が制限を超えた場合には履修選考を行う。
※授業計画は、履修者の人数、理解度などによって一部変更することがある。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
受講態度、授業内で提示した課題およびグループワークへの取り組み50%、グループワークの成果50%を総合評価する。
・グループワークなどの演習主体なので欠席・遅刻・早退者は減点する。
・受講態度が悪い学生・グループワークへの積極的な参加・協力が不足している学生は減点する。
・プレゼンテーション欠席者は減点する。
・出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合はD(不合格)とする。
テキスト 必要な資料を授業の際に配布する。
参考文献 必要に応じて授業中に紹介する。
主な関連科目 プロジェクトマネジメント論Ⅰ、プロジェクトマネジメント論Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は電子メールなどで受け付ける。積極的に質問・相談する姿勢で授業に臨んで欲しい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(E群) 2011~2016 3・4
経済科学部経済情報学科(E群) 2011~2016 3・4