授業コード 40004406 クラス 06
科目名 ゼミナールⅣ 単位数 2
担当者 新宅 公志 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 グローバル経済における資産市場の定量分析
- A quantitative analysis of asset market in global economy -
授業の概要 資産市場を見ることで、グローバル経済の動きや、企業がグローバル経済にどう影響を受け、どう適応しているかを見ることができる。そこで、本科目は、グローバル化経済における資産市場を定量的に分析する術を身に付けることを目的とする。
「パーソナルファイナンス」、「和回り」、「個別の資産市場」の3つの視点から考察する。
個別の資産市場としては、「株式市場」、「国債市場」、「外国為替市場」、「不動産市場」に焦点を当てる。
これらの市場を、国際経済学、金融論、ファイナンス論、会計の知識を活用して定量的に分析する。その際、過去のデータとExcelを用いて、将来の資産価値をシュミレーションする。
学習の到達目標 1. グローバル経済において資産市場で着眼するべき視点は何かを体系的に捉えられるようにする。
2. Excelを用いて自分の手で資産価値をシュミレーションできるようにする。
授業計画 第1回 ガイダンス / 【パーソナル・ファイナンス.1】生涯収支と人生設計
第2回 【パーソナル・ファイナンス.2】所得と貯蓄率、消費仮説と貯蓄
第3回 【パーソナル・ファイナンス.3】運用手段1.:グローバルリスクと資産ポートフォリオ
第4回 【パーソナル・ファイナンス.4】運用手段.2:税制優遇
第5回 【利回り.1】証券価格との対応、月次と年次、事前と事後
第6回 【利回り.2】物価と利回り、短期金利と長期金利、固定金利と変動金利
第7回 【利回り.3】期待利回りとリスク:利回りの国際格差
第8回 第1回・グループ・プレゼンテーション
第9回 【株式市場.1】株価の割引配当モデル、日米のインデックスの連動性
第10回 【株式市場.2】上場企業の分類、外国人投資家の役割
第11回 【株式市場.3】企業の業績指標と株価、グローバル企業のケース
第12回 【国債市場】政策金利、日銀引き受け、対外債務とデフォルト
第13回 【外国為替市場】政策金利、為替介入、基軸通貨のドル
第14回 【不動産市場】需給のフローとストック、外国人投資家の役割
第15回 第2回・グループ・プレゼンテーション / まとめ
授業外学習の課題 講義で指定したExcelを用いた課題をしてもらいます。
履修上の注意事項 (1)授業の実施形式
・原則:対面授業で行う
・非対面授業に変更になった場合:同時双方向で行う
(2)理由なく欠席しないこと。
(3)国際経済学Ⅰ・Ⅱ、計量経済学Ⅰ・Ⅱを履修することが望ましいです。
成績評価の方法・基準 以下の割合で評価します。
授業への参加姿勢:70%, プレゼンテーション:30%
テキスト 随時レジュメを配布します。
参考文献 伊藤元重「ゼミナール国際経済入門(改訂3版)」、日本経済新聞社、2005年
主な関連科目 国際経済学Ⅰ・Ⅱ・特論、ファイナンス論Ⅰ・Ⅱ、金融論Ⅰ・Ⅱ、確率・統計入門、経済統計学Ⅰ・Ⅱ、計量経済学Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
基本的に講義の前後に質問等を受け付けます。それ以外の時間では、事前にE-mailで連絡の上、予約を取るようにして下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(D群) FECE40405 2017~2017 4