授業コード | 30093513 | クラス | 13 |
科目名 | ゼミナールⅠ(2020) | 単位数 | 2 |
担当者 | 柳生 一成 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際法・国内法の視点から障がい者(・LGBT)の権利について学ぼう |
授業の概要 | 1) ゼミのねらい 国際法というと、自分からは縁遠く、難しい理論で成り立っているというイメージを持っている人も少なくないかもしれません。しかし、現在、国際法は国内社会の日々の生活に深く関わっています。なかでも、国際法が定める人権の重要性は言うまでもありません。 本ゼミナールでは、近年ニュース等で多く見かける、障がい者にかかわる国際法が国内社会でどのように実現され、また課題を抱えているかを学びます(学生の希望により、LGBTの権利についても触れます)。ゼミナールb・Ⅱで応用できる基礎知識を身に着けます。 (2) ゼミの進め方 各授業でプレゼンテーションを行う担当グループを決め、障がい者やLGBTの権利に関連する文献・資料を要約し、そして関連あるニュースなどを調査してもらったうえで、発表してもらいます。そのプレゼンテーションをもとに、ゼミ生全員で議論を行います。 ※受講者数の変動によって授業計画や方法は変更されることがあります。また、扱うテーマはゼミ生の希望等によって変更・追加することも検討します。 |
学習の到達目標 | 本授業を履修することで、 (1)障がい者(・LGBT)に関する国際法の内容が理解できるようになる。 (2)専門的な知識をプレゼンテーションによって的確に伝達できるようになる (3)専門的な知識をもとに、論理的なディスカッションができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業の進め方の説明、教員および学生の自己紹介などを行います。 |
第2回 | 障害者の権利①・LGBTの権利① 障害者権利条約第1条(目的)~第2条などを中心的に扱います。 |
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第3回 | 障害者の権利②・障害者の権利③ 障害者権利条約第3条~第6条などを中心的に扱います。 |
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第4回 | 障害者の権利④・LGBTの権利② 障害者権利条約第7条~第8条などを中心的に扱います。 |
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第5回 | 障害者の権利⑤・障害者の権利⑥ 障害者権利条約第9条~第12条などを中心的に扱います。 |
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第6回 | 障害者の権利⑦・LGBTの権利③ 障害者権利条約第13条~第14条などを中心的に扱います。 |
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第7回 | 障害者の権利⑧・障害者の権利⑨ 障害者権利条約第15条~第18条などを中心的に扱います。 |
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第8回 | 障害者の権利⑩・LGBTの権利④ 障害者権利条約第19条~第20条などを中心的に扱います。 |
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第9回 | 障害者の権利⑪・障害者の権利⑫ 障害者権利条約第21条~第24条などを中心的に扱います。 |
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第10回 | 障害者の権利⑬・LGBTの権利⑤ 障害者権利条約第25条~第26条などを中心的に扱います。 |
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第11回 | 障害者の権利⑭・障害者の権利⑮ 障害者権利条約第27条~第30条などを中心的に扱います。 |
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第12回 | 障害者の権利⑯・LGBTの権利⑥ 障害者権利条約の履行確保制度などを中心的に扱います。 |
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第13回 | 障害者の権利⑰・障害者の権利⑱ 障害者権利条約に関する総括所見、一般的意見などを中心的に扱います。 |
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第14回 | 障害者の権利⑲・LGBTの権利⑦ 国内における障害者権利条約などを中心的に扱います。 |
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第15回 | 障害者の権利⑳・LGBTの権利⑧・総括 障害者の権利とLGBTの権利の共通点・相違点などを中心的に扱います。 |
授業外学習の課題 | 授業外において、プレゼンテーションの担当者はその準備(資料の読解・要約、レジュメやスライドの作成など)を行って下さい。報告者以外の学生は、指定された資料を読んで授業に臨んで下さい。 |
履修上の注意事項 | ・プレゼンテーション、リサーチなどはグループワークを予定しています。 ・「国際人権論」を履修済または同時履修を強く推奨します。 ・授業の内容が充実するかは、ゼミ生によるプレゼンテーションの授業において、テーマに関するゼミ生全員の理解が深まったか否かに大きく影響されます。内容が充実したプレゼンテーションの準備をして下さい。 ・授業外の学習は40時間以上行い、プレゼンテーションの準備や資料の読解を行って下さい。 ・可能ならば学生と相談のうえ、外国語の文献も少し扱いたいと思っています。 ・法学部法律学科、国際コミュニティ学部国際政治学科・地域行政学科の学生の合同のゼミです。 |
成績評価の方法・基準 | ・プレゼンテーションとその準備(55%)、議論への参加度(45%)を基礎として総合的に評価します。 ・ただし正当な理由(病気、部活動など)が無く、授業を4回以上を欠席した場合は単位取得ができません。正当な理由のない遅刻も欠席と同様に扱います。 ・正当な理由がなく、プレゼンテーションの回を欠席した者は単位取得ができません。 【追記】第15回目のレポートについては、議論(授業)への参加度として評価します。 |
テキスト | 配布資料を用います。初回ガイダンスで説明します。 |
参考文献 | 長瀬修編『障害者権利条約の実施―批准後の日本の課題』(信山社、2018年)、谷口洋幸編『LGBTをめぐる法と社会』(日本加除出版株式会社、2019年)等。初回ガイダンスや授業内で適宜指示します。 |
主な関連科目 | 国際法、国際人権論など |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の前後に質問・相談に応じます。それ以外の時間帯に質問したい方は、授業後に声をかけるか、またはメールにて連絡して下さい。日程調整をします。 課題へのフィードバックは原則として授業内で行いますが、個別のフィードバックを希望する場合はオフィスアワーなどを利用して下さい。 |
添付ファイル | 【2020年度ゼミナールa・ゼミナールⅠ】第15回目の授業の実施方法について4月14日版.pdf | 説明 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2013~2016 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA30801 | 2017~2018 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | - | 2019~2020 | 3・4 |