授業コード 22015802 クラス 02
科目名 卒業研究 単位数 4
担当者 市川 薫 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 卒業研究指導
授業の概要 この授業では主として次の2点を行う。

(1)研究の方法や論文の書式について基本事項を伝えること。
(2)研究の方法や論文の書式、そして内容に関する助言。

(1)については教室や図書館での全体授業で行い、(2)については個人指導となる。

 卒業研究の作成上もっとも大切なのは「自主的な取り組み」である。研究対象やテーマを見つけることも、それを「研究論文」としてまとめ上げてゆく作業もすべて執筆者主体で行わなければいけない。学生生活の締め括りをどうするか。とにもかくにも本人次第。
 なお、以下の期日(締切)を守らなかった場合は、その段階で単位不認定(不合格)となるので、注意すること。
 (1)題目届:6月30日(教務課に提出)
 (2)題目確定届:11月30日(担当教員に提出)
 (3)卒業研究提出:12月21日(月)(教務課に提出)
 (4)創業研究口頭発表:1月28日(木)
学習の到達目標 内容・形式ともに4年間の集大成と呼ぶに相応しいものを書くこと。4月中にテーマを決定し、6月末の「題目届」と九月下旬の合宿の二つを節目とする。なお、合宿までに12、000字程度の原稿を完成させることを目標とする。翻訳をする学生は、合宿までに最低でも一度目の訳が完成していなければならない。どのような卒業研究がのぞましいかについては別途「ルーブリック」を提示して具体的に示すので、それをガイドラインとしてほしい。
授業計画 第1回 卒業研究とは何か?何をめざすのか?
第2回 これまでに読んだ本、論文をもとに「ひっかかること」を振り返ってみよう
第3回 卒業研究ルーブリックの説明
第4回 論文の構成部分とその順序(1)-全体の構成
第5回 論文の構成部分とその順序(2)-目次と序論
第6回 論文の構成分んとその順序(3)-本論と結論
第7回 研究計画書についての個人指導:以下、各人の進捗状況に応じて行う。
第8回 研究計画書についての個人指導
第9回 研究計画書についての個人指導
第10回 研究計画書についての個人指導
第11回 研究計画書完成
第12回 研究計画書に基づく発表:1回にふたり。
第13回 研究計画書に基づく発表:1回にふたり。
第14回 研究計画書に基づく発表:1回にふたり。
第15回 夏休みに行っておくべきことについて指示。
第16回 夏休みの進捗状況について確認
第17回 注、引用、文献表のつけ方
第18回 中間発表(1)小説研究
第19回 中間発表(2)文化研究
第20回 中間発表(3)翻訳
第21回 原稿チェック(1):以下、各人の進捗状況に応じて原稿を添削指導
第22回 原稿チェック(2)
第23回 原稿チェック(3)
第24回 全体授業―書式についての確認
第25回 完成原稿に向けて細部に至るまで原稿チェック:以下、各人の進捗状況に応じて添削指導
第26回 完成原稿に向けて細部に至るまで原稿チェック
第27回 完成原稿に向けて細部に至るまで原稿チェック個人指導
第28回 完成原稿に向けて細部に至るまで原稿チェック
第29回 最終原稿確認(この日に教務課に提出することを目標にする)
第30回 発表用原稿のチェック
授業外学習の課題 研究計画をたて、それに沿って着実な努力を続けること。
履修上の注意事項 一人一人指導するので夜遅くなることもある(特に後期)。したがって火曜日には別の予定を絶対に入れないこと。

【対面】有
成績評価の方法・基準 (1)研究テーマ、研究内容、および研究方法が適切であること。
(2)論旨が明確であり、論述に論理性及び一貫性があること。
(3)先行研究の引用等、論文としても形式が適切であること。
 *現在、英語英文学科として「卒業研究ルーブリック」を作成中。4月には提示できるので、より具体的にはそれを参照してほしい。
 さらに具体的な基準を「ルーブリック」によって示す。
テキスト 河野哲也 『レポート・論文の書き方入門第4版』慶應義塾大学出版会
参考文献 小野俊太郎 『レポート・卒論の攻略ガイドブック』松柏社
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
Moodle及びZoomを利用するので、それを活用すること。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2014~2016 4
人文学部英語英文学科(卒業研究) FHEN40701 2017~2020 4