授業コード 20091300 クラス
科目名 英米の文化・文学ゼミナールD(アメリカ文化) 単位数 2
担当者 塩田 弘 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ゼミナールⅡ_09
授業の概要  本ゼミナールでは、映画化されたアメリカ文学を中心に、原作との比較、歴史・文化の考察、作品分析を行います。作品は、杉野健太郎編『アメリカ文学と映画』(三修社、2019年)にて考察されている17のタイトルの中から選び、関連するテーマを学生が各自で選び、計画的に卒業研究を進めます。本書で取り上げられている作品は、『モヒカン族の最後』『白鯨』『ハックルベリー・フィンの冒険』『ブレードランナー』などです。
 また、授業では、必要に応じて全米43州で実施されている「全米共通学力基準」(Literature)に基づいて学習を進めます。「全米共通学力基準」とはアメリカの高校卒業までの教育内容を定めた基準で、特に文章の理解や表現力について定めたものです。教材そのものを学習することに併せて、論理的思考、批判的思考の養成に重点が置かれています。ゼミナールCでは学期末に上記のワークシートを提出し、ゼミナールDではワークシートに即したレポートを提出します。
学習の到達目標 1.アメリカの文化についての基礎的項目を理解し、自らの視点で作品を鑑賞できる。
2.英文を正確に読むことが出来る。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 配布プリントに沿った活動 など(1)「エスニシティ」「ジェンダー」「SF」とエコロジーについて
第3回 配布プリントに沿った活動 など(2)「エスニシティ」をめぐる映像視聴
第4回 配布プリントに沿った活動 など(3)「エスニシティ」をめぐる原典読解(前半)
第5回 配布プリントに沿った活動 など(4)「エスニシティ」をめぐる原典読解(後半)
第6回 配布プリントに沿った活動 など(5)「エスニシティ」をめぐる作品についての討論
第7回 配布プリントに沿った活動 など(6)「ジェンダー」をめぐる映像視聴
第8回 配布プリントに沿った活動 など(7)「ジェンダー」をめぐる原典読解(前半)
第9回 配布プリントに沿った活動 など(8)「ジェンダー」をめぐる原典読解(後半)
第10回 配布プリントに沿った活動 など(9)「ジェンダー」をめぐる作品についての討論
第11回 配布プリントに沿った活動 など(10)現代SFの映像視聴
第12回 配布プリントに沿った活動 など(11)現代SFの原作鑑賞(前半)
第13回 配布プリントに沿った活動 など(12)現代SFの原作鑑賞(後半)
第14回 配布プリントに沿った活動 など(13)現代SFをめぐる作品についての討論
第15回 まとめ
授業外学習の課題 自らの研究テーマの考察・研究を進め、大学生活の集大成である「卒業研究」の準備を進めることが望まれる。各週における範囲を必ず予習しておくこと(約2時間)。
履修上の注意事項 授業では、学生の関心に応じて取り扱う作品を選定する。無断欠席・私語を禁止する。

対面・同時双方向・オンデマンドを併用する。

2021年1月28日に開催される四年生の「卒業研究口頭発表会」に出席義務がある。
成績評価の方法・基準 学期末のレポート(50%)、授業への参加度、および授業への取り組み(50%)。
テキスト プリントを配布する。
参考文献
主な関連科目 「英米の言語と文化Ⅴ」(アメリカの歴史と文化)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談への対応・質問等は、随時受け付けます。
オフィスアワーは木曜5時限。
小レポート・課題を実施した際には、次の講義にて解説を実施します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN30218 2017~2020 3・4