授業コード 20091000 クラス
科目名 英米の文化・文学ゼミナールA(アメリカ文化) 単位数 2
担当者 塩田 弘 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 アメリカ文化
授業の概要  「アメリカで最も愛される名著」ともいわれる、マーク・トウェイン(Mark Twain, 1835-1910)の代表作、『ハックルベリー・フィンの冒険』(Adventures of Huckleberry Finn, 1885)を取り上げ、まずは作品を精読しながら文法や口語表現等について学習する。引き続き、映画化された『ハックルベリー・フィンの冒険』を分析します。さらに論文を通じて、様々な視点から本作品について分析する。
 授業では、全米43州で実施されている「全米共通学力基準」(Literature)を併用する。「全米共通学力基準」とはアメリカの高校卒業までの教育内容を定めた基準で、特に文章の理解や表現力について定めたものです。教材そのものを学習することに併せて、論理的思考、批判的思考の養成に重点が置かれています。

3. 履修上の注意
 授業で担当を決めて担当者の発表に基づいて授業を進める場合と、各自で完成させたワークシートを中心に授業を進める場合があります。

4. 評価
 発表、ワークシート、および期末試験によって評価します。
学習の到達目標 1.アメリカ文学・文化についての基礎的項目を理解し、自らの視点で作品を鑑賞できる。
2.英文を正確に読むことが出来る。
授業計画 第1回 担当者を決め、担当者の発表を中心に授業を進める。
イントロダクション
第2回 配布プリントに沿った活動 など(1)
「全米共通学力基準」(Literature)について
第3回 配布プリントに沿った活動 など(2)
第一章前半の英語表現を中心に
第4回 配布プリントに沿った活動 など(3)
第一章中盤の英語表現を中心に
第5回 配布プリントに沿った活動 など(4)
映像作品との比較・分析(前半)
第6回 配布プリントに沿った活動 など(5)
映像作品との比較・分析(中盤)
第7回 配布プリントに沿った活動 など(6)
映像作品との比較・分析(後半)
第8回 配布プリントに沿った活動 など(7)
同時代の批評
第9回 配布プリントに沿った活動 など(8)
1950年代の批評
第10回 配布プリントに沿った活動 など(9)
1960年代の批評
第11回 配布プリントに沿った活動 など(10)
1970年代の批評
第12回 配布プリントに沿った活動 など(11)
1980年代の批評
第13回 配布プリントに沿った活動 など(12)
1990年代の以降の批評
第14回 配布プリントに沿った活動 など(13)
まとめ
第15回 課題学習
授業外学習の課題 自らの研究テーマの考察・研究を進め、大学生活の集大成である「卒業研究」の準備を進めることが望まれます。各週における範囲を必ず予習・復習をしておくこと(約2時間)。
履修上の注意事項 授業では、学生の関心に応じて取り扱う作品を選定する。無断欠席・私語を禁止する。
成績評価の方法・基準 期末試験(50%)、授業への参加度、および授業への取り組み(50%)。
テキスト プリントを配布する。
参考文献
主な関連科目 「英米の言語と文化Ⅴ」(アメリカの歴史と文化)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問等は、随時受け付けます。
オフィスアワーは木曜5時限。
小テストを実施した際には、次の講義にて解説を実施します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN20209 2017~2020 2・3・4