授業コード | 20090300 | クラス | |
科目名 | 英米の文化・文学ゼミナールB(イギリス短編小説読解) | 単位数 | 2 |
担当者 | 市川 薫 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | イギリス短編小説読解 |
授業の概要 | 授業では20世紀にイギリスを中心とした英語圏で発表された短編小説を精読する。それなりに骨のある作品を択ぶので、前日にちょこちょこっと予習するだけではついてくることはできない。発表者(ひとり半頁ほどをあてる)は、発表用ハンドアウトを作り、それをわかりやすく説明できるよう準備すること。短編作品を読み終わったら、意見交換会を開き、それをベースにしてレポート(2000字程度)を作成する。そして、最後に研究者による作品論(論文)を読む。 成績評価は発表、レポート、英語試験、授業への取り組み姿勢によって行う。。 ゼミナールの中心はゼミ生による「発表」である。英語をしっかり読むことは当然のこととして、ハンドアウトの作成についても試行錯誤を繰り返し、回を重ねるごとに良い発表になるよう心掛けること。 |
学習の到達目標 | ①英文を正確に理解し、理解した内容を日本語として通用する訳文として提示できるようになること ②読んだ作品についての印象や感想をレポートにまとめることができること。 ③研究者による「論文」を読み、「論」の組み立て方や作法を知ること。 ④口頭発表用のハンドアウトの作成、及び、人に向かってわかりやすい「説明」ができるようになること。 ⑤文学作品の読解を入口にして、様々な事象に興味を持つこと |
授業計画 | 第1回 | この授業の狙い、学習方法・発表方法の説明 |
第2回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(1)pp.1-2. Expostion | |
第3回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(2)pp.3-4. Complication, 1st stage | |
第4回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(3)pp.5-6. Complication, 2nd stage | |
第5回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(4)pp.7-8. Complication, 3rd stage | |
第6回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(5)pp.9-10. Complication, 4th stage | |
第7回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(6)pp.11-12. Complication,5th stage | |
第8回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(7)pp.13-14. Complication, 6th stage | |
第9回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(8)pp.15-16. Complication, 7th stage | |
第10回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(9)pp.17-18. Clamax and Denoument | |
第11回 | The Rocking Horse Winnerに関する論文輪読、意見交換会 | |
第12回 | The Rocking Horse Winner 読解演習(5)pp.7. Climax and Denoument | |
第13回 | Eveline 読解演習(1)pp.1-2. Expostion *レポート提出 |
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第14回 | Eveline 読解演習(2)pp.3-4. Complication | |
第15回 | Eveline (3) pp.5-6.Climax and Denoument レポートの返却(コメント付き) |
授業外学習の課題 | 予習・復習には最低2時間必要。内容をしっかり読み込み、辞書・事典類を徹底的に調べて訳文を作ること。発表担当の場合はもちろんそれ以上必要。とくに発表用ハンドアウトをしっかり作ること。 |
履修上の注意事項 | モットー:「家(図書館)で泣いて、教室で笑う」 これは、予習をしっかり、準備段階でベスト・パフォーマンスを、という意味。ゼミ生が予習をしっかりしてくればしてくるほど教室は活性化し、いい意味での笑顔があふれる。こうかな、ああかな、と試行錯誤を繰り返すことで進歩してゆくもの。その結果としての、「まちがい」は「前向き」のそれなので、ゼミ生全体の財産となる。 TOEIC-IPは成績評価の一部となります。 【対面】有 |
成績評価の方法・基準 | 発表30%、レポート30%、英語試験30%。授業への積極的参加(授業中の発言)10%。 発表当日の欠席は25の減点とする。つまり、これを2回行えば、その段階で不合格となる。 |
テキスト | プリントを用意する。 |
参考文献 | 小説の読み方を知る一助として、 平野啓一郎、『本の読み方ースロー・リーディングの実践』、『小説の読み方』、PHP選書 トーマス・C・フォースター、『大学教授のように小説を読む方法』、白水社 林文代、『英米小説の読み方・楽しみ方』、岩波書店 を読んでおくとよい。 また、レポートの書き方については以下の書物を参考にすること。 河野哲也『レポート・論文の書き方入門第3販』、慶應義塾大学出版会 |
主な関連科目 | 英米の言語文化ⅠからⅣ、翻訳関連の授業。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
Moodleを利用するので、常にチェックする音。有効活用すること。試験やレポートのフィードバックは授業及びMoodleを利用して行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) | FHEN20206 | 2017~2020 | 2・3・4 |