授業コード 20072300 クラス
科目名 子どもの保健演習 単位数 2
担当者 福田 順 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 子どもの保健演習
授業の概要 子どもの保健Ⅰと子どもの保健Ⅱで学んだ内容をを基礎知識として、当講義では、身体計測、おむつ交換、沐浴、包帯法などの演習によって技術を身につけるとともに、保育現場で実際に発生する問題を事例検討して、子どもたちにどんな支援が必要かを考える力を養います。【実務経験内容:小児科病棟 看護師】
学習の到達目標 ・保育現場で必要な様々な技術(健康観察、養護方法、体調不良時の対応など)が実践できるようになる。
・様々な状況に置かれた子どもと家族の問題について、多面的に考えることができるようになる。
・保育現場での保健活動の計画と評価について理解できる 。
授業計画 第1回 いろいろな状況にある子どもたちへの支援について考える
第2回 発育発達状態の把握、身体計測方法とその評価方法
第3回 健康観察の方法と注意点
第4回 養護の実際①(抱っこ、おんぶ、寝んね、着替え、おむつ交換)
第5回 養護の実際②(調乳、授乳、排気)
第6回 養護の実際③(沐浴)
第7回 ①感染予防方法と想定される状況下での対応方法 ②予防接種について
第8回 アレルギー疾患をもつ子どもへの支援
第9回 子どもに起こりやすい事故の応急手当①(ショック、出血、傷、熱傷)
第10回 子どもに起こりやすい事故の応急手当②(熱中症、誤飲、目・耳・鼻の異物、脱臼・捻挫・骨折、鼻出血)
第11回 子どもに起こりやすい症状とケア①(発熱、嘔吐と吐物の処理方法、消毒方法)
第12回 子どもに起こりやすい症状とケア②(下痢、咳、腹痛、便秘、発疹、頭痛)
第13回 薬の預かり方、与薬の仕方
第14回 子ども虐待について
第15回 保健計画の作成と活用
授業外学習の課題 日頃から、書籍、新聞記事、雑誌、映画などの中から子どもに関するニュース、子どもを取り巻く環境の問題点などを意識して見聞きするようにして、子どもの心と身体の特徴や、必要とされる支援などについて考えてながら過ごしてください。
履修上の注意事項 子どもの保健Ⅰ、Ⅱを基礎知識としての演習になりますので、その内容を復習しておいてください。
また、積極的に子どもに関する情報を見聞きし、子どもたちがどんな風に過ごしているか、社会のあり方や環境が子どもにどんな影響を与えているかを考えながら過ごしてみてください。子どもに関連する数多の情報や商品とその内容にも興味を持ってみましょう。
講義はclassroomで行います。各回の内容をまとめた資料に書き込みをしていただいたり、動画を視聴していただいたりしながら進行します。毎回小課題(提示資料を読んだ感想やそれを保育にどう活かしたいと考えるか、講義で学んだことをまとめる、養護技術を各自実施した感想を述べる、など)を出しますので、しっかり取り組んでください。
成績評価の方法・基準 毎回提出していただく小課題(70点)、子ども虐待に関するレポート(30点)で評価をします。
テキスト 子どもの保健演習ブック 松本峰雄監修 小林玄、他 著  ミネルヴァ書房
ISBN番号:978-4-623-07524-9
参考文献 講義の中で適宜紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
classroomを通じてご質問ください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2016~2016 3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED34107 2017~2020 3・4