公開用ファイル(授業概要)

授業題目	学校教育に関する課題分析と表現
授業の概要	これからの教員に求められる資質は、既成の知識・技術を生徒たちに伝達する能力がすぐれているだけではなく、むしろそれ以上に、新しく現れてくることがらに対し、生徒たちとともに興味をもって調査し、分析し、理解していこうとする柔軟な思考力と行動力を持つことである。　学校教育に関わる諸問題において，学校教育における中心的な活動である「授業」に関する話題についての資料を収集し，自分の考えをまとめ，発表する。研究・討議を通して，客観的な資料の読み取りと考えのまとめ方，発表のしかたを習得するとともに，現代の教師に求められている資質について具体的にとらえる。
学習の到達目標	課題資料を客観的に読み，関連する資料を収集し，自分自身の考えをまとめて，わかりやすく発表することができる。

授業計画	第１回	授業についてのガイダンス（参考資料１）
	第２回	資料の要約の仕方とレポートのまとめ方（参考資料２）
	第３回	テキスト１について要約と発表（第１章）
	第４回	テキスト１について要約と発表（第２章第１節）
	第５回	テキスト１について要約と発表（第２章第2節，第３章第1節，第3章第2節）
	第６回	テキスト１について要約と発表（第３章第3節，第4節，第４章第1節）
	第７回	テキスト１について要約と発表（第４章第2節～第5節）
	第８回	テキスト１について要約と発表（第４章）全体のまとめ。
	第９回	テキスト１について要約の修正と発表（第４章第2節～第4節）
	第１０回	テキスト１について要約と発表（第5章第1節，第2節）
	第１１回	テキスト１について要約と発表（第５章修正，終わりまで）
	第１２回	テキスト１について要約と発表（第６章）
	第１３回	テキスト２について要約と発表（第１章）
	第１４回	テキスト２について要約と発表（第２章，第３章）
	第１５回	テキスト２について要約と発表（第４章，第５章），佐藤学の「学びの共同体」構想についてまとめ，自分の意見を記述する。

授業外学習の課題	資料を理解し，討議に臨むためには，補足資料や文献などで得た知識が必要である。そのために課題に関わる文献を読み，授業に臨む（約１時間）。
履修上の注意事項	非対面型同時双方向の授業です。教育に関する新聞や雑誌，テレビ，書籍などに関心をもち，書かれていることを正確に読むことができるようにします。第15回「佐藤学の「学びの共同体」構想についてまとめ，自分の意見を記述する」の授業については，レポート課題に代えます。
成績評価の方法・基準	発表資料の内容と理解，プレゼンテーション（70％）レポート（30％）を総合して評価する。
テキスト	１：佐藤学(2000)『「学び」から逃走する子どもたち』岩波書店．２：佐藤学(2012)『学校を改革する』岩波書店．
参考文献	１：奈須正裕（2017）『「資質・能力」と学びのメカニズム』東洋館出版社．２：藤田哲也（2002）『大学基礎講座』北大路書房．
主な関連科目	特になし。
オフィスアワー及び質問・相談への対応	レポートのフィードバックは授業内で行います。質問に対しては随時応じます。

■カリキュラム情報